■Change in Mind(Howard Adams)
6枚を選んで半分に切ってしまう、という衝撃的な
スタートになるのですが、3つの山に配り分け
アメリカのコインであるダイムとクォーターとペニーを使って
操作をすると3枚の一致現象が起こります。
つづりを使うので日本では少々難しいかもしれませんが
研究する価値のあるトリックだとはおもいます。
■Same Time, Same Place(Aldo Colombini)
タイムパラドクスが起こるカードマジックです。
最初に表を見ずに、デック中ほどにひっくり返してカードを入れた後
別のカードを選んで、表を確認したのちにデックに戻します。
最初にひっくり返したカードを確認すると、先ほど覚えたカードです。
■Two Thought in Line(Floyd Shotts)
非常に不思議な予言のトリックなのですが、セットも簡単で
ほぼセルフワーキングのようなトリックになっています。
あらかじめ予言を書いておき、適当な数字を決めてもらって
その枚数目にあるカードを覚えてもらいます。
デックを軽く混ぜて、再度その数字の枚数配ってもらい
出てきたカードが予言されていて、実はそのカードが
最初に覚えたカードも当ててくれます。
■Just Further Away(Aldo Colombini)
自由に決めた枚数目から、自由に選んでもらって覚えたカードが
ひっくり返って現れるというトリック。
かなり直線的に構成されているもので、手数は多めですが
何の準備もいらないので、組み合わせ方によっては
面白いものになると思います。
■Turn’n Tell Card Mystery(Ken de Courcy)
相手の思った数字を当てる、というトリック。
最初はパケットを使って作業をするために
なんとなく数理的な感じがしますが、最後には
デックから適当な枚数を取ってもらいその枚数を当ててしまいます。
アイコンのご説明
またまた来ました。
レストランマジック研究所の小林洋介氏による、
コロンビーニ日本語冊子シリーズ。
前2作
「CARDSDOTCOM」
「That'll be The Day!」
が、ギャフカードも使った作品が含まれていたり、パケットメインだったりして
コロンビーニのノートとしては若干異色だったのですが、
今回は原点回帰とでもいうのでしょうか、
準備要らず、レギュラーデックのみで簡単に演じることが出来る手順がメイン
となります。
すぐに使える作品ばかりで、いろいろなアイデアが詰まっていますので、
刺激になることでしょう。
必見です!
それでは以下、小林洋介氏による商品紹介となります!
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■Aces Up (Lin Searles)
とてもシンプルなAアセンブリのトリックですが
一般の方には不思議に見えるトリックになっていると思います。
カードを混ぜていきますが、実際にはデックがほぼ崩れないので
ディレイド・セットアップが可能でしょう。
■Face-Up Gemini Twins(Martin Gardner)
もうタイトルから何が起こるかだいたい分かると思いますが(笑)
それを複数回行い、裏と表で繰り返すというもの。
たったそれだけなのですが、実際に見てみると巧妙です。
■Luna Rossa(Aldo Colombini)
赤い月という題名のトリックなのですが
非常に不思議なメンタルマジックになっています。
最初によく混ぜてもらったデックからスタート出来
観客に全く自由にカットをしてもらう作業を
2回行いますが、26枚目のカードがマッチします。
■Revelations:Two(Stephen Tucker)
スモールパケットでのカード当てで、限られた範囲内での
カード当てになりますが、プランジャーの原理を連続して
利用して、だんだんとカードを絞って行く
動きのあるカード当ての手順です。
■Five-Card Choice(Tom Hubbard)
ちょっとふわっとした感じのトリックなのですが
その分、演者のキャラクターを活かしたら
ウケるトリックになると思います。
観客に1枚を自由に選んでもらったはずなのに
演者はあらかじめ予言しています。
非常に巧妙に、これを実行していきます。
■Time Up(Aldo Colombini)
サッカートリック+クロックプリンシプルで
シンパセティック現象を起こします。
最初からのセットアップは必要ないので、演じるのは
難しくないものです。
■Witchcraft(Andre Robert)
とてもストレートな予言のマジックになっていると思います。
相手が自由に決めた枚数目のカードがあらかじめ
予言されているというもの。
サラッと演じられたら、図々しすぎて気づかれない
手法になっていると思います。
■Carbon Copy(Karl Fulves)
カードを使って、コピー機のような機能を見せてくれます。
全3段に渡る、本格的なカード手順になっています。
カールファルブスらしい、変わった現象が起こっていきます。
■Never Ending Story(Aldo Colombini)
円形になるように、適当にカードを並べたはずなのに
赤と黒が分かれ、最初に選ばれたカードは
色違いの束の中から現れるというもの。
円形に並べて行く所を称して
ネバーエンディングストーリーとなっています。
■Trapper Keeper(Karl Fulves)
トライアンフとサンドイッチを一緒に行う
ある意味で豪勢な手順になっています。
1枚を選んでもらいデックに戻し、2つのパケットに分けて
それぞれの中に表向きのカードを1つずつ作ります。
パケットをひっくり返して混ぜ合わせ、表裏を混ぜた後
デック中ほどで表向きにしたカードが1枚を挟んでいて
それが選ばれたカードです。
■Double Spell Discovery(Gene Castillon)
2人の観客に手伝ってもらいますが、それぞれの名前を
綴っていくと互いのカードが出てきます。
少々状況は限られるのですが日本語でもOKですし
非常に巧妙な流れになっています。
■Thanks to Goodlife(Paul Gordon)
8枚ずつのカードを2人の観客に渡して
1枚を覚えてもらうのですが、非常にフェアな状況下で
2枚のカードを当ててしまいます。
巧妙な原理を利用して達成をしますが
色々と応用が効きそうな手順と原理です。
■Zoo Story(Marty Kane)
3人の観客を巻き込んでのカードマジックなのですが
英語のつづりを使って行うために、日本語で行うには
少々変換が必要です。
ただ、カードを動物に見立ててオスを見つけ出す
という興味深い演出になっているので
楽しめるトリックだと思います。
■ET Vice Versa(Werner Miller)
タイトルの通り、互いに同じことを行うと
互いにカードを当ててしまうというもの。
選んだカードの名前分配るという作業をするのですが
繰り返し演じることもでき、非常に巧妙な原理によって
作られているので、興味深いです。
■A Promise is A Promise(Aldo Colombini)
3人のカードを次々と当てていくトリックで
クイックなトリックになっています。
3枚を選んでもらい、デックに戻します。
覚えたカードがデックの下と上と真ん中に現れます
と言って示しますが、もちろんまだ異なります。
おまじないをかけると、その3カ所にカードが現れます。
■Widow Swapping(J.K.Hartman)
サンドイッチの状態からカードが入れ替わるというもの。
間に挟むカードがQなので、未亡人となっています。
ハートマンらしい、ある意味でテクニカルな
流れになっていると思います。
■A Transcendent Transposition(Tom Daugherty)
カードのトランスポジション現象ですが、裏向きのデックの中で
表向きに現れるために、ビジュアルとしても
かなり強い印象があるかと思います。
■Dual Zone(Aldo Colombini)
2枚のカードの移動現象になりますが
少々図々しい手法を使っています。
ただ使いどころを考えれば、効果的なトリックとして
活用できると思います。
■Change in Mind(Howard Adams)
6枚を選んで半分に切ってしまう、という衝撃的な
スタートになるのですが、3つの山に配り分け
アメリカのコインであるダイムとクォーターとペニーを使って
操作をすると3枚の一致現象が起こります。
つづりを使うので日本では少々難しいかもしれませんが
研究する価値のあるトリックだとはおもいます。
■Same Time, Same Place(Aldo Colombini)
タイムパラドクスが起こるカードマジックです。
最初に表を見ずに、デック中ほどにひっくり返してカードを入れた後
別のカードを選んで、表を確認したのちにデックに戻します。
最初にひっくり返したカードを確認すると、先ほど覚えたカードです。
■Two Thought in Line(Floyd Shotts)
非常に不思議な予言のトリックなのですが、セットも簡単で
ほぼセルフワーキングのようなトリックになっています。
あらかじめ予言を書いておき、適当な数字を決めてもらって
その枚数目にあるカードを覚えてもらいます。
デックを軽く混ぜて、再度その数字の枚数配ってもらい
出てきたカードが予言されていて、実はそのカードが
最初に覚えたカードも当ててくれます。
■Just Further Away(Aldo Colombini)
自由に決めた枚数目から、自由に選んでもらって覚えたカードが
ひっくり返って現れるというトリック。
かなり直線的に構成されているもので、手数は多めですが
何の準備もいらないので、組み合わせ方によっては
面白いものになると思います。
■Turn’n Tell Card Mystery(Ken de Courcy)
相手の思った数字を当てる、というトリック。
最初はパケットを使って作業をするために
なんとなく数理的な感じがしますが、最後には
デックから適当な枚数を取ってもらいその枚数を当ててしまいます。
■Add-a-Pair(Tom Sellers)
相手の選んだ2枚のカードを当ててしまうのですが
カードの数字で2つのパケットを作ってからデックに混ぜてしまい
ちょっと面白い方法で当てていきます。
手順上カードを配る作業の意味合いがあまりないのですが
ただ、ロケーションの方法として、この数理的な原理は
興味深い所があるかと思います。
■Tamax(Dougie Gibbard)
巧妙なカード当てです。
カードを配り、覚えてもらったら、さらに配り分けてもらって・・と
作業的には全て相手にやってもらって
それでも相手の自由に選んだカードを当てることが可能になります。
今の時代なら、ZOOMマジックとして演じることも可能かと思います。
レギュラーデックで演じるトリックばかりですが
今までの、同種のノートとはちょっと感じが違っていて
なんとなく、トリックたちがザラっとした存在感を
持っているものばかりという感じです。
カード好きなら、どこかを思わずいじりたくなるような
そんなものが集まっている感じなので、楽しんでいただける
そういった内容になっていると思います。
・レクチャーノート1冊(A4判・28ページ、日本語)
Combined Card Sessions(コンバインド・カード・セッションズ)
That'll be The Day!
CARDSDOTCOM 日本語冊子
Simply Impromp2 Vol.3 日本語冊子