mML第88号

【修得の難易度】★☆〜★★フォーカードのフェアな交換現象とマジシャンズチョイス(前編)について考察する!

 今月号では、「フォーカードのフェアな交換現象とマジシャンズチョイス(前編)について考察する!」と題しまして、計3手順とトークレクチャーを収録しております。

 「アイ・メージング」から「エーセス・オーバー・キングズ」の手順では、一組のフォーカードを取り出すところから始め、変化・移動・交換現象を起こしながら、1組ずつ別のフォーカードを出現させていき、最終的には3組のフォーカードがテーブル上に並ぶ豪華なディスプレイとなります。

 また、「マジック・ブレット」は、一組のデックさえあればいつでも行うことができるので、覚えておくと重宝します。演出もユニークで、観客のカードの見つけ出し方も派手に行うことができます。

 トークレクチャーでは、「マジシャンズチョイス」について次号とともに2部構成で詳細に解説しております。意外とできた気になってしまいがちなマジシャンズチョイスですが、基本的な要素から見直すことで、きっと新しい発見をしていただける必見の内容です。

特集:フォーカードのまるごと交換現象!

アイ・メージング(Paul Rosini/Frank Garcia)
4枚のエースをデックから抜き出して、テーブルに裏向きで一列に並べます。 どれがスペードのエースか観客に尋ねますが、観客はどうしても当てることはできません。 なぜなら、表を見ると4枚ともキングに変わってしまっているからです! 4枚のエースは、デックの中央で表向きにひっくり返っているのです!
エーセス・オーバー・キングズ(Ed Marlo/Irv Weiner/Roberto Giobbi)
エースとキングをテーブルに離して置いた状態で、おまじないをかけると、エースがあった位置の4枚はキングに入れ替わってしまいます! さらに、デックから適当に4枚を抜き出した後、おまじないをかけるだけで、その4枚とエースの場所が入れ替わってしまいます!

特集:ユニークで派手なカード当て!

マジック・ブレット(Peter Kane/Ken Krenzel)
観客にデックの中の1枚を覚えてもらいます。 その後、デックを銃に見立て、「弾丸」となるスペードのエースをデックの中に「装填」します。 すると、観客のカードが勢い良く飛び出してくるのです!

特集:トークレクチャー

「マジシャンズチョイスについて(前編)」
主に2択・3択の場合のやり方について、全パターンの基本的な対処法を解説しつつ、やってはいけないこと・言ってはいけないこと、マジシャンズチョイスに影響を及ぼす様々な要素などについて深く掘り下げます。

付録:ボーナス映像(パフォーマンスのみ)

BMI Guess(齋藤修三郎)
観客が分けた枚数を当てます。弊社刊行「奇術探究」第4号に所収の作品を、考案者ご本人のライブ演技で紹介しています。

この号で収録されている技法・用語

カウント・スイッチ、マジシャンズチョイス(エキボック)

Paul Rosini、Frank Garcia、Ed Marlo(Edward Marlo)、Irv Weiner、Roberto Giobbi、Peter Kane、Ken Krenzel、齋藤修三郎


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Last-modified: 2012-12-03 (月) 15:10:05 (4155d)