mML第87号 †
【修得の難易度】★☆〜★★観客がめくるエースオープナーと演技が締まる示し方を考える!
今月号では、「観客がめくるエースオープナーと演技が締まる示し方を考える!」と題しまして、計4手順とトークレクチャーを収録しております。
カードマジックの3手順に関しては、4枚のエースを出現させ、それを使ったマジックを行った上で、最後に観客のカードも絡めてマジックを行うという一連の手順で演じていただけるものです。
通いの碁石は、コインズアクロスの現象ですが、碁石という素材を使うことでテクニックがやりやすい、テーブルから拾い上げやすいなどの利点が生まれていることも踏まえて見ていただきたい手順です。また、コインズアクロスというプロットで見ても、他に応用できる手法やサトルティが入っています。
特集:4枚のエースを使った小粋な手順! †
- スペクテイター・オン・ステージ(Randy Wakeman)
- デックの4分の1ずつを観客に取り分けてもらいます。
すると、それぞれの山のトップからエースが現れるのです!
- カード・スルー・ザ・テーブル(野島伸幸/ゆうきとも)
- 4枚のエースのうち、観客が指定したマークのエースがテーブルを貫通します!
さらに、今度は2枚のエースが一気にテーブルを貫通します!
- インビジブル・カード(Brother John Hamman)
- 観客のカードを4枚のエースの中に混ぜます。
カードを1枚ずつテーブルに広げて並べながら、裏向きの状態で観客のカードの位置を当てます。
さらに、テーブルにこすり付けるとカードが見えなくなってしまいます!
この「見えないカード」の表を見て(?)観客のカードを言い当て、最後は再びカードをテーブル上に出現させます!
特集:小技を利かせたコインズアクロス! †
- 通いの碁石(高木重朗/Daryl/ゆうきとも)
- 8つの碁石を4つずつ両手に握って手を交差させます。
手を開くと、1つの碁石がもう一方の手に移動しています!
これを繰り返していくと、全ての碁石が片方の手に集まってしまいます!
特集:トークレクチャー †
- 「演技が締まる現象の示し方」
- 「オイル&ウォーター」「アンチ・オイル&ウォーター」「マセ・マジシャン」の3つをはじめ、様々な手順を引き合いに出しながら、最後に拍手のもらえる演技の実践的なコツを考察します。
付録:ボーナス映像(パフォーマンスのみ) †
- Gone with the Wind(Yuji村上)
- ペンと輪ゴムを使った貫通現象。弊社刊行「奇術探究」第4号に所収の作品を、考案者ご本人のライブ演技で紹介しています。
この号で収録されている技法・用語 †
Randy Wakeman、野島伸幸、ゆうきとも、Bother John Hamman、高木重朗、Daryl