mML第85号

【修得の難易度】★〜★★★交換型「Do As I Do」の巧妙な原理と「クロースアップでのロープマジック」について考える!

 今月号では、「交換型『Do As I Do』の巧妙な原理と『クロースアップでのロープマジック』について考える!」と題しまして、計3手順とトークレクチャーを収録しております。

 カードマジックでは、マジシャンと観客が一組ずつ持って選んだ1枚が一致してしまう「Do As I Do」の中でも、いわゆる「交換型」のタイプを2手順ご紹介します。

 また、ロープマジックではオープナーとして使える手順をご紹介します。鮮やかな現象で観客を引きつけることができますので、クロースアップからステージまで場所を問わずに演じることができます。また、ロープ1本あればできることも利点となっています 。

 そして今回から「トークレクチャー」と題しまして、これまでmonthly Magic Lessonでご紹介した数々の手順を引き合いに出しながら、演技・演出論も含めたより深い部分、細かい部分に関して掘り下げたトークを収録することになりました。タネ以外の部分に フォーカスしてより良い演技を考えるきっかけになればと思います。

特集:色の対比が映える偶然の一致!

ダイ・バーノンのDo As I Do(Dai Vernon
マジシャンと観客はそれぞれ一組ずつデックを持って、ランダムに1枚のカードを選び出します。 それを確認すると、なんとマークも数字も完全に一致しているのです!
フェア・トレード(Nick Trost/ゆうきとも
マジシャンと観客はそれぞれ自分の山からランダムに1枚のカードを選び出します。 それを確認すると、なんとマークも数字も完全に一致しているのです! さらに残りを見ると、なんと全て真っ白なカードなのです!

特集:瞬間的な早業!

クリストファーの3つの結び目(Milbourne Christopher)
1本のロープを1回両手で振るだけで3つの結び目が一気にできてしまいます! 2つの結び目を解き、残した結び目に息を吹きかけてから引っ張ると、なんとロープの間をスライドするのです。 最後にロープを引っ張ると結び目はいったん空中に跳ね上がるように消え、またロープに着地するかのように反対の端に現れるのです!

特集:瞬間的な早業!

クロースアップマジックでのロープマジック
「クイック・ノット」「ロープ切り」「小指を通り抜ける結び目」「パズル・ノット」の4つの手順をベースに、クロースアップでのロープマジックについて語ります。

この号で収録されている技法・用語

スリップノットの作り方

Dai VernonNick Trost、Milbourne Christopher


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Last-modified: 2012-07-29 (日) 14:50:55 (4283d)