mML第54号

【修得の難易度】★〜★★☆古典の名作『ロープから抜けるシルク』と3段構成の超能力デモンスト レーションを学ぶ!

 今月号では、 「古典の名作『ロープから抜けるシルク』と3段構成の超能力デモンストレーションを学ぶ!」と題しまして、シルクを使ったマジック3手順、カードマジック3手順の計6手順をご紹介いたします。

カードマジックの「ビハインド・ザ・バック」では、3段階全てで方法論を変えた巧妙な構成になっております。 「スマグ・デパーチャー」、「バッシュフル・クイーンズ」はカードの消失・出現を鮮やかに表現している作品です。 技術的な難易度が高い部分もありますが、ぜひ挑戦していただきたいと思います。

特集:シルクを活かした華やかな演出!

ほどける結び目
マジシャンと観客が、1回ずつシルクの端を結びます。 しかし、おまじないをかけると、二重に結ばれているはずの結び目が、ゆっくりとほどけていきます!
ロープから抜けるシルク
マジシャンは、ロープにシルクを結び付けます。シルクをロープの上で滑らせていき、観客に好きなところでストップをかけてもらいます。 マジシャンがシルクを引っ張ると、シルクは結び目を残したまま、ロープから抜け出します!
ライジングカード・エスケープ(加藤英夫/ゆうきとも)
観客に1枚のカードを覚えてもらった後、デックに戻します。デックにハンカチをかけてから、おまじないをかけます。すると、観客の覚えたカードが、ハンカチを貫通して、せり上がってきます!

特集:忽然と消えたカードの意外な出現!

ビハインド・ザ・バック
観客はデックを後ろ手に持ち、適当な枚数をひっくり返して、1枚のカードを決めます。 これを3回行いますが、マジシャンは、1回目に観客の心を読んで当て、次にカードを透視して当て、最後は選ばれるカードを予 言して当てるのです!
スマグ・デパーチャー(Ed Marlo)
2枚のクイーンの間に、観客が自由に選んだ1枚のカードを挟み込みます。 おまじないをかけると、観客のカードが忽然とクイーンの間から消え、デックを広げると、中央に表向きで見つかります!
バッシュフル・クイーンズ(Paul LePaul)
マジシャンはキングを使おうと抜き出していきますが、どうしても最後の1枚が見つかりません。 既に抜き出した3枚のキングを見てみると、なんと全く別のカードに変わっており、4枚のキングはそれぞれ、マットの下やカードケースの中など、全く予想もしないところから出現するのです!

この号で収録されている技法・用語

ビハインド・ザ・バック・フォース、ワンハンド・ターンオーバー、ワンハンド・ハーフパス、エルムズレイのプレイヤー・バニッシュ(プレイヤー・バニッシュ)、カードケースからの取り出し

加藤英夫

Ed Marlo、Paul LePaul


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Last-modified: 2010-05-20 (木) 18:02:54 (5087d)