mML第51号

【修得の難易度】★☆〜★★☆ひと捻り効かせたカード当てとコミカルタッチの本格マジックを学ぶ!

 今月号では、「ひと捻り効かせたカード当てとコミカルタッチの本格マジックを学ぶ!」と題しまして、カードマジックを中心に6作品をご紹介いたします!

思いがけないクライマックスを持った手順や、1枚ずつビジュアルに上がっていくアンビシャス現象のパケットトリック、さらには古典的な作品に賢い工夫を加えることでスマートに仕上げた数理トリックなど、盛りだくさんの内容です。

どの手順もすっきりとしていて、個性的な手順に仕上がっておりますので、ぜひお楽しみください!

特集:カード当てに意外性のスパイスを!

わき道(Chad Long/ゆうきとも)
2枚のメッセージカードの指示に従って、観客のカードを当てようとしますが、意外な展開となり、最後はメッセージカード自体が観客のカードに変化してしまいます!(ナウ・ルック・ヒア<バック・アンド・フォース>のバリエーション)
オブザベーション(Larry Jennings/ゆうきとも)
マジシャンは、第1の観客のカードをデックから4枚にまで絞り込みます。 さらに、観客のカードだけが裏向きにひっくり返り、しかもそのカードが第2の観客のカードに変化してしまいます!(オブザベーション・テストのバリエーション)
ラフレシア(ヒロ・サカイ/ゆうきとも)
まず1枚のカードが裏向きに選ばれ、さらにハンカチを使って、もう2枚のカードが順に選ばれます。 その3枚が、なんと全部7のカードで、4枚目の7は、ハンカチの中で振ったデックの中央からひっくり返って現れます!(サンフラワーのバリエーション)
カードを当てる時間です
マジシャンは、暦にまつわる話をトランプの特性に絡めながら説明し、そこで出てきた数字の分だけ、観客にカードを配ってもらいます。 最後に、「今の時間は、カードを当てる時間です」と言ってトップカードを見ると、まさしく観客の引いたカードが出てきます!

特集:段階的に飛び跳ねるウサギのカード!

ジャンピング・ラビット(内田孝/ゆうきとも)
マジシャンは5枚のカードを取り出し、そのうち1枚に描かれたウサギの絵を見せます。 このカードを一番下に置きますが、指で弾く度に、ウサギのカードは1枚ずつ上に飛び跳ねていき、最後には一番上まで上がってきます!
ナイン・トゥ・ワン〜合計数の予言〜
観客に好きな数字を3つ決めてもらい、その数字を元にした3桁の数字を使って、計算をしてもらいます。 その答えが、マジシャンの予言と見事に一致しているのです!

この号で収録されている技法・用語

アンビシャス現象

ヒロ・サカイ、内田孝

Chad Long、Larry Jennings


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Last-modified: 2010-05-20 (木) 17:41:38 (5087d)