mML第168号

【修得の難易度】★☆〜★★☆「mML創刊14周年特別企画 多彩なマジシャンたちによる一夜限りの競演!」

 今月号は「mML創刊14周年特別企画 多彩なマジシャンたちによる一夜限りの競演!」と題しまして、特別仕様によりお届けいたします。

 monthly Magic Lessonも今回、めでたく14周年を迎えることとなりました。 これもひとえに皆様の多大なるご支援・ご愛顧のおかげとスタッフ一同、心より感謝致します。 次号よりいよいよ15年目に入ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて、今回の14周年記念号では、従前とは趣を変え、ゆうきとも氏およびmMLと交流・接点のある5人のマジシャンの方に集結していただき、それぞれにユニークなオリジナルマジックをミニライブショー形式で多数披露していただきました。 さまざまなスタイルの個性的なマジシャンが繰り広げる個別独自の世界に触れることはまさにマジックの最大の楽しみであり、また皆様の学びの参考にもなることでしょう。

 今回出演・ご協力いただきました平賀義達氏、マジックバーCOT'nのマスター遊氏、齋藤修三郎氏、ゆみ氏、TAМA氏(登場順)には、改めて御礼申し上げます。 各氏には「ヒトネタ・レクチャー」として1作品ずつ解説もしていただいております。 とっておきの秘蔵作品を初公開していただいた方もいらっしゃいます。 これらの内容は一通り本誌マニュアルにも起こしましたので、映像と合わせてじっくりとご研究くださいませ。

 通常通り、ゆうきとも氏によるライブとレクチャーもございます。 記念号ならではの充実した巻となっておりますので、たっぷりとお楽しみください。 なお、僭越ながらmMLスタッフの南部・今西も演技・解説に参加させていただいております。 こちらはあくまで「おまけ」としてご笑覧くださいませ。

特集:14周年記念・ゆうきともスペシャルライブ&豪華ゲストによるミニライブ!

特集:【ゆうきとも】即効のビジュアルトリック!

コインスルーテーブル・ライト(ゆうきとも
3枚の1ドル硬貨がテーブルを1枚ずつ貫通していきます。 最後の1枚は観客の指定した場所をコインが貫通するのです!
スプリット・ディビィネイション(ゆうきとも
観客2人が1枚ずつカードを選びデックの中に戻します。 マジシャンは指先のテクニックでデックの中から1枚のカードを取り出しますが、残念ながら、それは観客2人の選んだカードではありません。 しかし、そのカードを引き裂くと2枚に分裂して観客2人の選んだカードに変化するのです!

特集:豪華ゲストによるヒトネタ・レクチャー!

TODAY(平賀義達)
マジシャンは観客が決定した数字の枚数に従ってカードを配り、それを2つに配り分けます。 2つの山の一番上にある2枚のカードによって導かれるカードが、なんと予言されているのです! さらに、それらのカードは本日の日付けを現していたことが明らかとなります!
YYコレクター(遊)
マジシャンは4枚のAを持ち、デックの上でおまじないをかけると、なんと裏向きのカード3枚がAの間に挟まって現れます! この3枚を手掛かりに観客の選んだカードをズバリ言い当ててしまうのです!
The Catcher in the Lie(齋藤修三郎)
混ぜたデックから観客4人に2枚ずつカードを配ります。 まず、観客に2枚の内1枚を表向きにしてもらい、それが赤のカードなら黒、黒のカードなら赤、と嘘をついてもらい、マジシャンはその観客が嘘をつく時の癖を読み取ります。 今度は、もう一方のカードについて、それをマジシャンに見せないようにして、嘘でも本当でも自由に言ってもらいます。 マジシャンは、その真偽を見事に全員分当ててしまうのです!さらに…!?
春の訪れ(ゆみ)
マジシャンは、2枚のハンカチの端と端をしっかりと結びます。 不思議なことに、いつの間にか結び目が解けてしまうのです!
We hit it off(TAMA)
マジシャンは混ぜられたデックから予言と称して3枚のカードを抜き出します。 そして、残りのデックを3つの山に分けます。 それぞれの山に、予言のカードを観客が自由にストップをかけた場所に表向きで差し込んでいきます。 ここでマジシャンは、予言の隣にあるカードを抜き出していきます。 なんとそれらは、各予言のメイトカードとなっているのです!

おまけコーナー(mMLスタッフ)

スクエアDX(今西章)
ともがえり(南部信昭)

この号で収録されている技法・用語

平賀義達、遊、齋藤修三郎、ゆみ、TAMA


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Last-modified: 2021-05-14 (金) 19:49:48 (1070d)