*mML第99号 [#h4e18d94]

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【修得の難易度】★☆〜★★ホフジンザー・トスの効果的な手順と「C.C.ウェーブ」 

 今月号では、「ホフジンザー・トスの効果的な手順と『C.C.ウェーブ』」と題しまして、計5手順を収録しております。

 カードマジックでは、「ホフジンザー・トス」というビジュアルなプロダクションに使えるテクニックを用いた3手順をご紹介しております。基本的な使い方から応用手順まで、このテクニックの有用性を感じていただけると思います。もう1つは、一見フェアに見えるルールのもと、イカサマで絶対に観客が勝てないようになっているコンゲームの一種である「エンドレス・チェイン」のゆうきとも氏による構成手順を解説しております。複数段構成の上、立派なエンターテイメントに仕上がるように工夫されております。

 トークレクチャーでは、ゆうきとも氏の代表作の1つと言っても良い「C.C.ウェーブ」を題材に、初期型から最新型に至るまでの経過を語っていただきます。

***特集:ホフジンザー・トスを有効活用! [#u4c72320]

:[[エニタイム・フォアエーセス]]([[Frank Garcia]]/[[ゆうきとも]])|・4枚のエースをデックの中にばらばらに混ぜます。
しかし、マークを声に出してカードを配るたびに、そのマークのエースが現れます!
それぞれのエースが1回ずつ現れたところで、最後はデックを手から手へ受け渡すと、手元に4枚だけ残り、それが4枚のエースなのです!

:[[スリーカード・キャッチ]]([[Reinhard Muller]]/[[Harvey Rosenthal]])|2枚のエースを表向きのままデックの中央に入れた後、観客のカードを挟み込んでみせると宣言したマジシャンは、デックをカットして表向きの2枚をトップとボトムに移動させることで、確かに観客のカードも挟んでいると主張します。
気を取り直してデックを手から手へ投げ渡すと、手元には2枚の表向きのエースが残り、その間には1枚のカードが挟まれています。
それが間違いなく、観客のカードなのです!

:[[フェイスアップ・ホフジンザートス]]([[野島伸幸]])|デックを両手の間にポンポンと受け渡して往復させている間に、いつの間にか手元には4枚のエースが現れます!

***特集:絶対負けないコンゲーム! [#uf959cd1]

:[[エンドレス・チェイン]]([[ゆうきとも]])|1本のチェーンを使って2つの輪を作りますが、指を入れて引っ張ると一方が引っかかり、もう一方が引っかからないようにします。
それで賭けを行うと言って、観客に何度か挑戦してもらいますが、なぜかマジシャンの思うまま、観客は絶対に勝つことができないのです!

***特集:トークレクチャー [#k4317291]

:[[C.C.ウェーブ]]([[ゆうきとも]])|観客に、3色のペンのうち1本を選んでもらいます。
その後、4枚のエースの中から想像上で1つのマークを選んでもらいます。
その想像上のカードに、選んだペンで×印を書くふりをしてもらいます。
全て終わった後でテーブルに置いておいた4枚のエースを広げると、なんと実際に観客が選んだエースに観客が選んだペンの色で×印が書かれているのです!

***付録:ボーナス映像(パフォーマンスのみ) [#ab011160]

:[[Down To You]]([[佐藤大輔]])|観客が適当に分けたところの3枚のカードの数字を使って観客のカードを探し出します。
弊社刊行「奇術探究」第4号に所収の作品を、ライブ演技で紹介しています。(パフォーマンスのみ)

**この号で収録されている技法・用語 [#rf5349d4]

[[ホフジンザー・トス]]、[[フランク・シールズ・ディスプレイ]]

[[Frank Garcia]]、[[Reinhard Muller]]、[[Harvey Rosenthal]]、[[野島伸幸]]、[[佐藤大輔]]


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