mML第42号 †
【修得の難易度】★☆〜★★☆エイペックス・エーセスとリング&ロープの手順を習得する! †
今月号では「エイペックス・エーセスとリング&ロープの手順を習得する!」と題しまして、4つのカードマジックと、全4段からなる骨太なリング&ロープの手順をご紹介いたします。
今回ご紹介します「バルタザール・フェンテス・チェンジのバリエーション」は、非常に汎用性が高く強力なカラーチェンジ技法です。
また、「Red or Black−which?」や、「そうそうプレディクション」等、セット不要で、非常に自由度の高いセルフワーキングトリックも見逃せません。
2段仕掛けのフォアエース・アセンブリ! †
- オールウェイズ・カット・ザ・カーズ
- マジシャンは、4枚のAを取り出し、お互いにデックを好きなところで分け、Aを戻していきます。バラバラの位置に戻されたはずですが、4枚のAは、デックのトップに集まっています。
- サイコロジカル・フォアエース
- Aを1枚ずつ含んだ4枚のパケットが4つ作られ、それぞれは念入りにシャッフルされます。ここで観客に好きなマークを指定してもらいます。そのAが含まれたパケットをさらによく混ぜた上で、1から4の任意の数を選んでもらうと、不思議なことにそこからAが出現します。さらにマジシャンは残り3つのパケットにあるすべてのAの場所を当てて見せようとしますが…
特集:カードの連続消失『エイペックス・エーセス』! †
- Earthly Powers
- マジシャンは観客にカードを1枚覚えてもらいます。
よく混ぜた後、観客に半分ほど取ってもらいます。
それを特殊な方法で1枚に減らします。
そのカードを見ると、観客の選んだカードです!
さらに、先ほど捨てたカードを見ると…!
- エイペックス・エーセス ゆうきバージョン
- 観客にカードを1枚選んで、そのまま持っていてもらいます。
マジシャンは4枚のAを使って選ばれたカードを当ててみせると宣言し、Aを1枚ずつ消してみせます。
4枚のAはデックの中央から、3枚のカードを挟んで出現します。
このカードが、観客の選んだカードと同じ数字のカードなのです!
特集:セット不要の強力セルフワーキング! †
- Red or Black−which?
- 赤と黒のペアを何組か作り、観客の指示に従い、裏向きのまま2つの山を作ります。
それぞれの山をみると完全に赤と黒は別れているのです!
- そうそうプレディクション
- マジシャンは、予言のカードを2枚テーブルに置きます。
観客に10までの好きな数を決めてもらい、その枚数目のカードを覚えてもらいます。
予言のカードを見ると、マークと数字がピッタリ一致します。
さらに、この2枚を使って観客のカードの場所を当ててみせるのです!
特集:リング&ロープの本格手順! †
- リング&ロープ(全4段)
- ロープの中央にリングをあてると、リングが通ってしまいます。
お呪いをかけると、ロープの真ん中からリングが外れてしまいます。
さらに難易度を上げるため、ロープを二重にして、リングを通しますが、それでもリングはロープから外れてしまいます!
リングにロープを間違いなく通した後、さらにロープを二重に絡めます。
引っ張っても取れませんが、軽く振るだけで、目の前で外れてしまいます!
この号で収録されている技法・用語 †
パーシャル・フェロー、バルタザール・フェンテス・チェンジのバリエーション、Earthly Powers、エイペックス・エーセス、Red or Black−which?、そうそうプレディクション、リング&ロープ