今月号では、monthly Magic Lesson創刊12周年を記念いたしまして、ゲストに庄司タカヒト氏をお迎えいたしました。
庄司氏は、ゆうきとも氏とほぼ同世代で、親交の深いプロマジシャンです。 ゆうき氏とは盟友・戦友ともいえる関係であり、このマンスリーマジックレッスンの過去の「記念号」でも幾度となく「対談」に同席していただいております。 今回、12周年の節目ということもあり、敢えてゆうき氏と近しい庄司氏をゲストとしてお招きいたしまして、いろいろと秘蔵の作品を演じ解説していただくとともに、その興味深いお話をじっくりと伺うことにいたしました。 庄司氏は「間の笑い」の絶妙なセンスなど独特の話芸をお持ちで、今回のライブでも、また対談に於いても、その真骨頂をいかんなく発揮されていらっしゃいます。 お楽しみいただけるものと思います。 記念号恒例の特別対談では、そういった奇術への情熱の源泉がどこにあるのかなど、今まで語られることのなかった氣賀氏の奇術半生に迫ります。また、氏はパズリックな分野にも特に興味をお持ちで、対談の後半でも、騙し絵的な消失パズルの様々なバリエーションなどを見せてくださいました。こちらもお楽しみいただけるものと思います。
フォーサイト社を主宰され、自ら考案された「スパークルアイ」を筆頭に数々のヒット商品をマジック界に送り出される傍ら、演技者、また指導者としても活躍されている氏。 特に現在の形の「テーブル・ホッピング」がまだ黎明期であった頃から業界に関わり、悩み、考え、スタイルを作り上げてきた立役者の1人です。 その体験に基づく著作もお持ちの氏が語る、記念号恒例の特別対談は、めっぽう面白く、そしてためになる内容に仕上がっております。 庄司タカヒトというキャラクターが生まれるまでの経緯などは、鳥肌が立つほどのエピソードです。 たっぷりと時間を取って収録しております。 じっくりとお楽しみいただければ幸いでございます。
なお、monthly Magic Lessonが創刊12周年の佳節を迎えられましたのも、ひとえに皆様方のご愛顧の賜物でございます。 ここに厚く御礼感謝申し上げます。 これからも、ゆうき氏ともども、継続してより良いマジック教材を制作し、提供して参りたいと存じます。 今後ともご指導ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。