mML第７７号

mML第７７号 †

【修得の難易度】★☆〜★★★鮮やかなエースの出現『スリーブ・エーセス』とコインフォールドを学ぶ！

　今月号では、「鮮やかなエースの出現『スリーブ・エーセス』とコインフォールドを学ぶ！」と題しまして、５手順をご紹介いたします。

　「スリーブ・エーセス」は、カードが変化しながら４枚のエースがテンポよく現れるという、とてもユニークで神秘的なマジックです。オープニングとしても最適で、本編でも、その４枚のエースを使って、観客の手の中にある選ばれたカードが消えるという「パームオフ」に続けています。

　コインフォールドはコインの不可能な消失を演出するためにとても便利で、フェイクトスなどよりも比較的簡単、しかも紙さえあればいつでも行えるという点でも、覚えておいて損はない有用なテクニックです。

特集：エースを使った出現＆消失の２手順！ †

スリーブ・エーセス?（Al Leech/Earl Nelson?）

マジシャンは、デックを２つに分けてそれぞれの表を示します。 これを袖に擦りつけると、２枚はそれぞれ黒いエースに変化します！ さらに、次の瞬間、２枚とも赤いエースに一瞬で変わります！ ２枚の赤いエースを抜き出し、最後にデックを２つに分けて振ると、再び２枚の黒いエースが現れて、４枚のエースが揃います！

パーム・オフ?（Phil Goldstein?）

観客に、４枚のエースを両手の間に挟んでもらいます。 選ばれたカードをその中に差し込んでおまじないをかけた後、見てもらうと観客のカードは忽然と姿を消しています！ デックをスプレッドすると、なんと観客のカードが中央でひっくり返っているのです！

特集：いつでもできるカード・レベレーション †

ヒア・イット・イズ?（Paul LePaul?）

観客に選んでもらったカードをデックの中に戻して混ぜた後、マジシャンは、観客がストップをかけたところでデックを分けてカードを示しますが、残念ながら選ばれたカードではありません。 しかし次の瞬間、選ばれたカードが意外な場所に突然現れるのです！

オールド・タイマー?（Peter Duffie?）

マジシャンはデックの中で１枚のカードをひっくり返します。 その後、観客にデックを預け、１枚のカードを選んでもらいます。 デックの中の表向きのカードを探してもらい、その数字の分だけカードを配ると、なんと観客のカードが見つかります！

特集：コインフォールドを使ったイリュージョン！？ †

プレジデント＆クイーン?（ゆうきとも）

銀貨を紙に包んだ後、指先の銅貨を振ると、２枚が一瞬で入れ替わります！ 銅貨をよけ、もう一度銀貨を紙に包みます。 しかし、紙を切り刻むと、銀貨は跡形もなく消えてしまっており、脇によけておいた財布の中から現れます。

この号で収録されている技法・用語 †

コインフォールド?

Al Leech、Earl Nelson?、Phil Goldstein?、Paul LePaul?、Peter Duffie?