mML第53号 †
【修得の難易度】★☆〜★★☆セカンドディールを使った名作「ダイヤモンド・カット・ダイヤモンド 」を学ぶ! †
今月号では、「セカンドディールを使った名作『ダイヤモンド・カット・ダイヤモンド』を学ぶ!」と題しまして、計6種類の作品をご紹介いたします。 特に今号では、難しいと敬遠されがちなセカンドディール?を、見事なミスディレクション?とともに使用した「ダイヤモンド・カット・ダイヤモンド」を収録しておりますので、是非セカンドディールを学ぶきっかけとしていただければと思います。 また、コースター上の矢印を自在に操るというちょっと変わった作品や、これ以上ないくらいフェアな予言「オープン・プレディクション?」など、たっぷりと解説しておりますので、お楽しみくださいませ!
特集:A〜10の絶妙コンビネーション! †
- ダイヤモンド・カット・ダイヤモンド?〜Alex Elmsley
- 観客に引いてもらったカードをデックに戻した後、脇に置いていたA〜10のカードをテーブルに配りますが、観客が指定した数字のカードだけを裏向きに配ります。
おまじないをかけると、その裏向きカードが観客のカードになり、指定された数字のカードは意外なところから出現します!
- 10のパズル?
- A〜10のカードをよく混ぜて順番をばらばらにします。
しかし、1枚下に回すとAが出現し、2枚下に回すと2が出てきます。
こうして、観客が混ぜたにもかかわらず、すべてのカードが順番に出現します!
- エース・トゥ・テン・パズル?〜Nick Trost
- マジシャンは、A〜10のカードを5枚ずつ両手に分けて取り、交互に配って混ぜるのですが、おまじないをかけると、上から順番にA〜10のカードが揃っているのです!
特集:大胆不敵の予言、オープン・プレディクション! †
- ロバート・パリッシュのオープン・プレディクション?
- マジシャンは、あらかじめ1枚のカードを宣言します。
それから、観客にはデックを表向きで配っていってもらうのですが、1枚だけ裏向きのまま配ってもらいます。
なんと、それが見事に予言したカードなのです!(Paul Curryのプロット)
- ターン・アバウト?〜Paul Curry
- 両面に同じ方向の矢印が書かれた正方形のボードを3枚用意し、マジシャンはいろいろと矢印の向きを変えますが、おまじないをかけると、必ずすべての矢印が同じ方向へと揃ってしまうのです!
- 5人の仲間 〜ESPへの応用〜?
- マジシャンと観客は、よく混ぜたESPのカードの束からお互いに2枚ずつ適当に出します。
この4枚がなんと同じマークで、さらに、あらかじめ出しておいたカードもまったく同じマークなのです!
この号で収録されている技法・用語 †
オープン・コントロール?、ストライク・セカンドディール?(セカンド・ディール?)
ツイスト・ターンオーバー?
オープン・プレディクション?、ミスディレクション?
Alex Elmsley、Nick Trost、Paul Curry、Robert Parrish?