mML第２７号

monthlyMagicLesson

mML第２７号 †

【修得の難易度】】★〜★★★ ユニークなお喋りマジックを堪能する！ †

今月号では、「ユニークなお喋りマジックを堪能する！」と題しまして、４つのカードマジックをご紹介します。

　「Ｊ、Ｑ、Ｋの出現?」と「明るい家族計画?」では、カードを家族に見立てて、ちょっぴり大人のユーモラスな演出を行います。また、「回文カード?」と「ＥＳＰトライアンフ?」も、観客との会話を楽しみながら、カードの逆転現象やトライアンフ?現象を演じることができます。いずれもテクニックと同等に、演者の話術がポイントとなるマジックですので、是非、この機会にマジックの演出面にも磨きをかけていただければと思います。

　コインマジックでは、ハリー・ミリケン（Harry Milliken?）の名作「ミリケンズ・トランスポジション?」に、ゆうきともがオリジナルのアレンジを加えた作品を収録しております。こちらも、併せてお楽しみいただければと思います。

特集：お喋りマジックを愉しむ！ †

回文カード?（Noel Stanton?＆Roberto Giobbi?）

５枚のカードの並び順が、回文のように次々と逆転します。

Ｊ、Ｑ、Ｋの出現?（David Williamson?）

デックを３つの山に分けます。すると、ラフに分けた３つの山のトップからＪ、Ｑ、Ｋのカードが現れます。「ウィリアムソンの「カット・ザ・キングス」より）

明るい家族計画?（Dai Vernon）

Ｊ、Ｑ、Ｋを子供、お母さん、お父さんに見立てて行う大人のお喋りマジックです。

ＥＳＰトライアンフ?（Steve Freeman?＆ Tomo Yuki）

ＥＳＰカードから、１枚のカードを取り出しておきます。そして、残ったカードを裏表ランダムに混ぜますが、おまじないをかけると、同じマークのカードだけが４枚表向きになって現れます。さらに、最初のカードをめくると、４枚のカードと同じマークが現れます。

特集：名作にひと捻り！ †

ミリケンズ・トランスポジション・プラス?（Harry Milliken?＆ Tomo Yuki）

両手に２枚ずつ握った銀貨と銅貨が入れ替わります。最後には、すべてのコインが右手に移動します。

この号で収録されている技法・用語 †

リバース・フェローシャフル?、ウィリアムソンのクリック・パス?

Noel Stanton?、Roberto Giobbi?、David Williamson?、Dai Vernon、Steve Freeman?、Harry Milliken?