mML第229号 †【修得の難易度】★〜★★☆メッセージを手軽かつ簡単に現わせ、演技を大成功に導くマジックを学ぶ! 今月号は、「メッセージを手軽かつ簡単に現わせ、演技を大成功に導くマジックを学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 最初の「大成功」は、カード当てないし予言のカードマジックですが、カードの裏に文字が現れるという意外な展開によって盛り上げる演出となっているところがポイントです。どんな場面でも使いやすい一般的なパターンをベースに解説するほか、その場に合わせたメッセージを現す演技例も紹介しています。観客に対して直接的にメッセージをアピールできるのはアイデア次第で色々と使える便利な機能と言えます。原理、構造、手法、手順などは比較的シンプルなので演じやすいもの。ぜひあなたのショーを盛り上げるのにご活用ください。 2番目にご紹介する「シンカシンク」は、よくあるスペリングトリックかのように見せかけて、観客が「頭の中だけで思い描いたカード」を当ててしまうという驚異的な企みが仕掛けられています。核となるアイデアがまず巧妙で、それを有効に活用するゆうき氏の手順構成も非凡です。第一級のメンタルカードマジックと言える傑作です。 後半の2作品は、続けて演じると効果的な手順となるように構成された流れです。導入にあたる「双子が多すぎる」は、名作ジェミニツインズをダブルで行うことによって、4組ものメイトのペアを出現させるように構成したもの。2重構造にすることで、ジェミニツインズ自体にもより紛れが生じている点なども面白いところです。 最後は「トリビュートtoマックス」。これは、観客の心を読んで、ペアを次々とマッチさせていくトリックで、厚川昌男氏の「サイコ」と同種のものと言えますが、マックス・メイビン氏が演じていたハンドリングのエッセンスを取り入れ、また違った形でクリーンに演出しています。観客の心を完全に読み切る、という印象を与える、現象の分かりやすさがポイント。極めて効果的なショーピースです。 「ゆうきとものオススメマジック」のコーナーでは「ゆうきとも レパートリーズ3」をご紹介。レパートリーズ・シリーズ、ゆうき版の第3弾。はやふみ氏のプロデュースによるフォーサイト社のDVDです。収録作品の面白さはもちろん、庄司氏を交えた3人によるフリートークのような解説形式も楽しく、とても参考になります。まさに「間違いない」DVD作品集です。 「実践派のためのクイックマジック」は、「アルティメット・リップオフ」。以前に本編で取り上げているポール・ハリスの傑作、復活するカードですが、この演出にまつわる有用な視点とアイデアを提供しています。 特集:大成功! †
特集:4組のメイトカードルーティーン! †
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実践派のためのクイックマジック †
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