mML第223号

【修得の難易度】★〜★★混ぜた絵札が簡単な操作で見事に揃う数理トリック・ファミリーズを学ぶ!

今月号は、「混ぜた絵札が簡単な操作で見事に揃う数理トリック・ファミリーズを学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。

 最初の「ダイレクト・エニエニ2」は、シンプルでイージーなエニエニを求めて作られた一連の作品群の最新作です。偶然選ばれた2枚のカードの情報から導き出され決定したカードが、やはりその2枚の合計数の枚数目から現れるマジックですが、2枚は非常にフリーなシチュエーションで選ばれており、それゆえ不可能感が強くなっています。易しく演じられるエニエニタイプのトリックとして、ご活用いただけるでしょう。  次の「コートシップ」は、ニック・トロスト氏の名作です。特に日本では高木重朗氏の手により入門書などで紹介されたこともあり、比較的有名な作品となっています。今回、次の「ファミリーズ」と続けて演じる流れでご紹介していますが、この作品単独でも十分にお楽しみいただけるでしょう。昔学んで忘れていた方も、ぜひ今一度見直してみてください。

 続く「ファミリーズ」は、ワーナー・ミラー氏のマジックを、ゆうき流にアレンジし演出を加えた作品です。演っている自分でも不思議、系の良くできた数理トリックですが、比較的単純な覚えやすい操作で、混ぜた絵札がマーク(スート)ごとに揃います。演出によりストーリー性も加えられており、クライマックス用にも使える非常に豪華なトリックとなっています。  最後の「P&C 2」は、3枚のカードの予言通りの枚数目から予言通りのカードが現れ、その後意外なエンディングを迎えるトリックです。風変りな、意表を突いたエースオープナーとしても活用できます。構造・原理的にも、また手法やハンドリングも、極めて合理的に構成されている点にぜひご注目ください。

 「ゆうきとものオススメマジック」のコーナーでは「EZ・イモーショナル・リアクション」を取り上げています。バーノンクラシックのこのバリエーションも過去にご紹介しているのですが、今回、流れの中で、ある機能を持たせた使い方をしているので、その解説にも注目です。

 「実践派のためのクイックマジック」では、「12カードミステリー」をご紹介。いわゆる「13の不思議」の実践的バリエーションで、シャッフルされたデックの状態から即興で行えるので、覚えておくと重宝するのではないでしょうか。

特集:タイミングフォースに挑戦!

ダイレクト・エニエニ2(ゆうきとも
観客2人が自由に選んだ2枚のカード…一方のマークともう一方の数字を組み合わせて、1枚のカードを決定し、さらに2枚の数字を合計して、1つの数を導き出します。なんと、その枚数目から、そのカードが現れるのです!
コートシップ(Nick Trost
4枚のKと4枚のQを重ねると、同じマーク同士でペアになってしまいます!

特集:探偵が家族を集める!

ファミリーズ(Werner Miller/ゆうきとも
ジョーカー探偵が、バラバラになっているK・Q・Jの家族を同じマークでまとめてしまいます!?
P&C 2(John Carey/ゆうきとも
デックから3枚のカードを抜き出し、それぞれ「枚数目」「マーク」「数字」と要素を取り上げ意味を持たせて、予言とします。その枚数目から、そのカード(例えばスペードA)が出てきて、予言大成功となります!その後、予言に使用したカードが全てAに変化してしまい、フォアエースが揃ってしまいます!

ゆうきとものオススメ・マジック

EZ・イモーショナル・リアクション

実践派のためのクイックマジック

12カードミステリー

この号で収録されている技法・用語

Nick Trost、Werner Miller、John Carey


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Last-modified: 2024-10-23 (水) 15:13:39 (407d)