mML第209号 †【修得の難易度】★☆「古典の原理を一ひねりした傑作の数々と、ダイスを使った2段構えのカウントトリック!」 今月号は、「古典の原理を一ひねりした傑作の数々と、ダイスを使った2段構えのカウントトリック!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 最初の「サウンドビジネス・ライト」はゆうき氏の初期の傑作である「サウンドビジネス」を誰でも簡単に演じられるようにさらにアレンジした作品です。手軽にできて、おそらくもっともシンプルで分かりやすいマイザーズドリームと言ってよいかと思われます。オチとなるエンディングもあり、最後はエンドクリーンで終われるという理想的な手順。今回の改案により、さらに演じやすく不思議になりましたので、原案をご存じの方も是非再注目していただければと思います。 次にご紹介する「続 スリーカードアセンブリー」は、古典トリックの良さを生かしながら、別手法を用いた同種の現象を被せることで手順化するというアイデアで、結構な目の肥えた観客でもおそらく引っかかってしまうように構成している点が面白いところです。観客も参加し、間違いなく他のカードと交互に混ぜた3枚のターゲットカードが、何の怪しい動作もなくトップに上げってくる現象が何度も繰り返されます。 3番目は「ダブルリバース」です。これもクラシックのアレンジですが、シンプルイズベストという言葉通りの隙の無い見事なルーティニングとハンドリングで出来上がった傑作です。現象の強度も申し分なく、この原理を知らない観客は完全にノックアウトされてしまうでしょう。 最後は「インビジブルダイス・プラス」。基本的には観客が振ったダイスの目の枚数目から観客のカードが現れる、というエニーナンバー的なイメージのトリックですが、異なる原理を用いて連続的な手順を構成した作品です。いずれもが大変ユニークで知られざる原理を使っているため面白く、さらにタイトルの由来となる「見えないダイス」のバイプレイ的な現象も交えて非常に高付加価値型のパフォーマンストリックに仕上げられています。ぜひお試しください。 今回は「ゆうきとものオススメ書籍」ということで、ゆうき氏自身の新刊書である「びっくり!ドッキリ!魔法の手品」(PHP研究所・刊)をご紹介いただいております。これは副題としてさらに頭に「おうちにあるもので孫の心をわしづかみ」と付けられている通り、年配の方を始めあらゆる世代の方に演じられ、また演じやすいように内容も解説も吟味して著されたゆうき氏ならではの一著です。ぜひ入手しご一読いただければと存じます。掲載されている「ハンドスルー」の実演も含めてご紹介しています。 「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、上記の本にも解説された「トランプの予言」を取り上げています。クラシックは、まさに宝の山です。 特集:空中からコインがざっくざく! †
シンプルなハンドリングに騙される! †
ゆうきとものオススメ・マジック †
実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †Walter Gibson、Eugene Burger、Richard Vollmer |