mML第201号 †【修得の難易度】★☆〜★★☆「3種のコインを用いた実践的なルーティンと易しくアレンジされた古典の傑作を学ぶ!」 今月号は、「3種のコインを用いた実践的なルーティンと易しくアレンジされた古典の傑作を学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 まず最初にご紹介する「ノベル・カードトリック4」はある種のブックテストで、ピーター・ダフィー氏から平木圭一氏、二川滋夫氏と続く作品を、さらに易しく、サロンでも見栄えがするようにゆうき氏がアレンジした作品です。ある程度の準備を必要とする代わりにマジック自体の難易度はかなり抑えられており、演じやすくなっています。 次にご紹介する「クイックCSB」は、銀貨・銅貨・チャイニーズコインを用いた全3段からなるコインの一大ルーティンです。第1段では、易しくアレンジされたスリー・フライ、第2段は観客の手を使ったシルバー&カッパー、第3段はゆうき氏が以前に発表されている「トライアングル」のバリエーションと豪華な構成となっています。決して簡単ではありませんが、準備は最小限で、習得すればあなたの心強いレパートリーになるはずですのでぜひとも挑戦してみてください。 3つ目にご紹介するのは「ドランケン・ポーカー2022」。mML第109号でもご紹介した、CATOと呼ばれる数理原理を用いた、少し変わったポーカーデモンストレーションの手順です。数理原理を使用しながらも、事前のセットアップが必要なく、また演技が間延びしないよう、随所に工夫がある快作です。 最後に、ルイス・ギャンスン氏原案の「シンプル・スタッブ」をご紹介します。デックをナプキンに包んでナイフを突き刺すという、クラシカルなカード・スタッブの手順です。ナイフを突き刺す動作を演者が済ませてしまうことでセットの枚数を減らし、負担を軽減したのがゆうき氏の工夫点。簡単なマジックではありますが、非常に一般ウケの良い手順ですので、実践派の皆様はレパートリーに取り入れてみてはいかがでしょうか。 「ゆうきとものオススメ・マジック」のコーナー。今回は「コインマジックへの誘い」をご紹介します。これは氣賀康夫氏によるコインマジックの作品集です。最近出版された本ですが、まだコインマジックの専門書自体が珍しかった1964年に出版され現在は絶版となっている氏の著書「コイン奇術の研究」の流れを踏襲しており、さまざまな傑作がこの収録作品から派生して生まれたという、コインマジックにおける原典とも言える内容です。手に入るうちに購入しておくことをオススメいたします。 「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「クイックCSB」のオリジナル版と応用手順を伝授。シルバー&カッパーを含む本プロットにおけるゆうき氏の持論がたっぷりと聞けますので参考になると思います。 特集:ゆうき流最新CSBルーティン! †
準備なしのポーカーデモンストレーション! †
ゆうきとものオススメ・マジック †
実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †Peter Duffie、Lewis Ganson |