mML第187号

【修得の難易度】★☆〜★★☆「ジム・スタインメイヤーの巧みなフォース原理やズル賢いセルフワーキングトリックを学ぶ!」 [#be6fa0ee]

 今月号は、「ジム・スタインメイヤーの巧みなフォース原理やズル賢いセルフワーキングトリックを学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。  まず最初にご紹介する「フォース12」は、ジム・スタインメイヤー考案の巧妙なフォース原理を活用して、パケットの予言マジックに仕立てたものです。 ゆうきとも氏の工夫によって、不思議で演じやすく、リセットも簡単になるように構成された実用的手順です。

 そして、次にご紹介する「新マルクス兄弟」は、ジョン・ハーマンの作品をゆうき流にアレンジしたものです。 カードを芸能人に見立て、ものまね芸人が観客の選んだカード(芸能人)を真似する、というユニークでコミカルなストーリーが展開されます。 原案のセリフや演出、そして手法面も徹底的に見直して、演じやすいように構成し直してあります。 起こる現象にストーリーによって意味を持たせる原案の意図を、より際立たせた演出を学んでください。

 3つ目にご紹介するのは「ザ・ワーミー」。 2段構成のエースアセンブリーですが、2段目は完全にセルフワーキングで、全ての操作を観客に行ってもらい、それでもマジックが成立するという驚くべきアセンブリートリックです。 手順化することによって、より効果を高める考え方は、参考になるでしょう。

 最後に、「ジ・アザー・ハーフ3」をご紹介します。 これはウッディ・アラゴンの作品を基に、より少ない枚数で行うことで、演じにくい点を排除した手順です。 こちらもセルフワーキングであり、観客の手で行ってもらって現象が起こります。 会場の観客全員にカードを配って行うことで、大いに盛り上がる作品です。 一部で広まりつつあるリモートマジックでも活躍することでしょう。

 「ゆうきとものオススメ・マジック」のコーナーでは、「ギャンブル」を紹介しております。 4色のポーカーチップの中から観客が選んだ1色が予言されているというシンプルなメンタルマジックで、その手続きは恐ろしくクリーンです。 これは是非映像でご覧いただきたい作品です。

 「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、古典的なダイスの透視ボックスを使って本格的な手順を構築したアイデアをご紹介します。 ゆうきとも氏が手がけると、ここまで話が膨らみ、強力な不思議が実現できるのか、と感心させられる作品です。

特集:謎のミステリーサークル!

フォース12(Jim Steinmeyer/ゆうきとも
マジシャンは同じマークのA〜Q、12枚のカードを取り出します。 これを6枚ずつの2つの山に分け、観客が一方を選択し、選ばれた方の6枚をサークル状に並べます。 その中からさらに観客の意思と偶然によって1枚が選ばれますが…なぜか、そのカードだけ、 裏模様が他と違う色になっているのです!
新マルクス兄弟(Bro. John Hamman/ゆうきとも
マジシャンは4枚のキングを取り出します。 4枚のKの内3枚が、観客の選んだ3枚のカードに順に変化していきます! そして最後は、思わぬところから4枚のキングが登場し、 観客の選んだカードと思われていたカードはなんと全てAに変化してしまうのです!

特集:観客が行うエースアセンブリ!

ザ・ワーミー(Jim Steinmeyer/ゆうきとも
<第1段>マジシャンは4枚のエースを取り出し、観客と協力してそれぞれのエースの上に3枚の無関係のカードをのせ、 デックの中に混ぜてしまいます。 おまじないをかけるとエースがトップに集まります! <第2段>4枚のエースの上に3枚のカードを観客が配り、 さらに観客の意思によってこれら16枚のカードが表裏ぐちゃぐちゃに混ぜられます。 しかし、混ぜ終わった後マジシャンの指示に従ってカードを配ると、4枚のエースが観客の手元に集まります!
ジ・アザー・ハーフ3(Woody Aragon/ゆうきとも
3枚のカードを半分に破いて6枚にします。 その内1枚をポケットにしまい、残りの5枚を混ぜたら、マジシャンの指示に従って5枚の内4枚を捨てて1枚に絞ります。 この最後の1枚と初めにポケットにしまったカードがなんと見事に一致します!

ゆうきとものオススメ・マジック

ギャンブル

実践派のためのクイックマジック

ダイス・メンタリズム

この号で収録されている技法・用語

Jim Steinmeyer、Bro. John Hamman、Woody Aragon


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Last-modified: 2024-09-21 (土) 11:53:30 (439d)