mML第169号

【修得の難易度】★★〜★★☆「マーローが遺した超大作「ミラクル・ルーティーン」のゆうきバージョンを堪能する!」

 今月号は「マーローが遺した超大作『ミラクル・ルーティーン』の、ゆうきバージョンを堪能する!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。

 まず始めにご紹介する「コート・ビトウィーン」は、変わり種のトリックと言えます。 原理的に大変ユニークで面白いサンドイッチ現象のマジックですが手順中に独特の奇妙な動きが入る箇所があり、その部分を演出等でどうカバーするかがポイントとなります。 ゆうき氏が一部のハンドリングおよび演出に大きな変更を加えたことで、原案以上に現象が明確化されました。 あまり類を見ない奇妙なタッチのトリックをお楽しみください。

 そして、「スリー・コインズアクロス」は、3枚のコインで行うカジュアルなコインの移動現象です。 基本的な技法の基に成り立っているトリックではありますが、フェイクパスを行うタイミングについて詳細に解説をしています。 普段、コインマジックをレパートリーにされている方も参考になることでしょう。

 「カンガルーコイン・ライト」はダイ・バーノンの名作「カンガルーコイン」の3枚バージョンです。 グラスを使うことで音の効果が得られ、通常のコインスルーテーブルにはない鮮やかな現象を表現できます。 一方で演者の負担が増えがちなプロットでもあります。 ゆうき氏らしく演者への負担が極限にまで削ぎ落とされたハンドリングにご注目くださいませ。

 そして最後に、今号のメイントリックとなる、エドワード・マーローの超大作「ミラクル・ルーティーン」です。 エスティメーション・メモリーテスト・ポーカーデモンストレーションと、3つのパートからなる大作です。 これらの現象を可能にする核となるアイデア(特殊なスタック)は興味深いものです。 原案の長所はそのままに、より実用的なハンドリングを構築したゆうきバージョンにてお楽しみください。

毎号好評の「ゆうきとものオススメ・マジック」のコーナーでは、「ジェネティクス2」を紹介しています。 ピクチャーカードを使った面白い演出のアウトオブディスワールドで、カップルに見せれば大盛り上がりするでしょう。

 そして「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「マッチ箱の中で消えるコイン」を紹介しています。 もちろんメインとなる現象はコインの消失ですが、その前座で行うマッチ棒のパズルにも注目です。 コインの消失も易しく演じられるのでオススメです。

特集:奇妙なサンドイッチカード!

コート・ビトウィーン(George Delaney/平木圭一/ゆうきとも
2枚のジョーカーが観客の選んだカードを挟んで捕まえてしまいます! マジシャンはジョーカーをデックの中に裏向きで戻し、改めて観客にカードを選んでもらいます。 奇妙なおまじないをかけた後にデックを広げると、なんと2枚のジョーカーが表向きになって観客の選んだカードを挟んでいるのです!
スリー・コインズアクロス(ゆうきとも
3枚のコインが左手から右手に1枚ずつ移動していきます!

特集:音による効果で、より鮮やかに!

カンガルーコイン・ライト(Dai Vernonゆうきとも
3枚のコインが1枚ずつテーブルを貫通し、テーブルの下のグラスの中に落ちていきます!
ミラクル・ルーティーン(Edward Marlo/ゆうきとも
観客にデックを自由にカットしてもらいますが、マジシャンはなんと指先の感覚でカットした枚数を当ててしまいます! 次に、マジシャンはカードの配列を短時間で記憶します。 マジシャンが後ろを向いている間に観客にカードを抜き出して覚えてもらい抜き出した場所とは異なる場所に戻してもらいます。 マジシャンは記憶した配列を頼りに観客のカードを言い当てます! 改めて観客に1枚を覚えてもらい、今度は観客によくシャフルしてもらってから、再びカードの配列を覚えます。 マジシャンは観客にカードを尋ねると、それが何枚目にあるかを即座に言い当ててしまいます! 最後にマジシャンは、これらの技術をギャンブル(ポーカー)に応用して見事に勝ってみせるのです!

特集:ゆうきとものオススメ・マジック

ジェネティクス2

実践派のためのクイックマジック

マッチ箱の中で消えるコイン

この号で収録されている技法・用語

George Delaney、平木圭一、Dai Vernon、Edward Marlo


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Last-modified: 2024-09-17 (火) 15:53:55 (443d)