mML第113号

【修得の難易度】★☆〜★★観客心理の裏をかく色変わりトライアンフと、ビジュアルな念力トリックを学ぶ!

 今月号では、「観客心理の裏をかく色変わりトライアンフと、ビジュアルな念力トリックを学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。

 「新・回文カード」は、5枚のレギュラーカードのみで演じるパケットトリックです。カードの順番が丸ごと逆転するというテーマで、以前に取り上げたものとは別バージョンのハンドリングをご紹介しております。  続く「カラートライアンフ」では、トライアンフ現象の最後にデックの裏の色が完全に変化してしまいます。観客を巧みにトラップへと誘う見事な作品で、いったん終わったと油断したところで提示されるダブルクライマックスは、まさに意外性の極み。エンドクリーンで、なおかつ比較的易しく演じられるように構成された、カラーチェンジングデックの決定版手順です。

 「ストローベンディング」は、その名の通りストロー曲げですが、目の前でグニャーッと曲がっていく、思わず目を疑うほどのビジュアルな現象です。手軽に行えるサイキックエフェクトとして、ぜひお役立てください。  最後の「ペンシル、ストロー、シューストリング」は、ステージでの縄抜けイリュージョンを地で行くようなクロースアップミラクルです。鉛筆に、靴ひもを幾重にも厳重に巻きつけますが、一瞬で鮮やかに脱出してしまいます。小品ながら、古典の風格を感じる作品です。

 トークレクチャーのコーナーでは、手順の組み方について、今回は「方法面」からのアプローチに踏み込みます。「エコロジカル」と「ディレイド」という2つの重要な考え方をご紹介し、実例に則して詳しく解説いたします。

特集:トライアンフにキッカーエンディング!

新・回文カード(Noel Stanton/Nick Trost/Roberto Giobbi)
5 枚のカードがA 〜 5 の順番通りに並んでいることを示して、横一列に並べます。 両端のA と5 を入れ替えると、それに従って全体の順番が逆転してしまいます。 さらに、5枚のカードを揃えて、順番が逆になるように重ね直しますが、おまじないをかけるだけで一瞬にして並び順が逆転し、元の順に戻ってしまいます!
カラートライアンフ(J.C. Wanger/高木重朗/ゆうきとも
2 人の観客にカードを覚えてもらい、デックに戻して切り混ぜます。 さらにマジシャンはデックの表と裏がばらばらになるようにシャフルしてしまいます。 しかし、おまじないをかけて広げると、選ばれた2枚だけが裏向きで、残りは全て表向きに揃っています! そして表向きのデックを裏返すと、裏の色が1 枚残らず完全に変化しているのです!

特集:身近なストローが大活躍!

ストローベンディング(ゆうきとも
曲がるストローをまっすぐに引き伸ばし、水平に持って下から手をかざします。 すると、マジシャンの手から発する念力によって、ストローは、目の前でゆっくりと、徐々に曲がっていくのです!
ペンシル、ストロー、シューストリング(Stewart Judah)
細長い紙をくくりつけた鉛筆に、靴ひもを何重にも巻き付けます。 ひもの両端を左右に強く引っ張ると、なんと、絡みついたひもは鉛筆を貫通して外れてしまいます! 用具を確認してみると、紙は引きちぎられていますが、鉛筆は全く無傷で、怪しいところはありません。

特集:トークレクチャー

方法面から見た手順の組み方について

この号で収録されている技法・用語

Noel Stanton、Nick Trost、Roberto Giobbi、J.C. Wagner、高木重朗、Stewart Judah


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Last-modified: 2015-04-29 (水) 17:03:58 (2204d)