[ 商品コード ] MU173
【新手法！】パーフェクト・ワールド〜完璧なアウトオブディスワールド！？〜

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名作アウトオブディスワールドに対する、新たなるアプローチ！

なんと、観客が思う存分自由にシャフルしたデックで行えます！

ポール・カリーの考案によるアウトオブディスワールド。
この名作に、まだ「改良」の余地があるとは思いもしませんでした。
お好きな方は、ご覧になってみてください。
きっと、へぇ〜っ！と感心されると思います。

アウトオブディスワールドの超クリーンなバージョン。

MagoMigue氏の演技では「子供の直観力は侮れない」と話しながら、４人の子供を舞台に上げます。
テーブルに４枚のカードを赤・黒・赤・黒と配り、残りのデックを、良くシャフルさせます。
そして、裏向きのまま１枚ずつ「赤か黒か」を推測させては、言われた色に合わせて配っていきます。
デックのすべてのカードを配り終えたところで、結果を見てみると…
なんと、完璧に色が合っているではありませんか！

子供たちが、赤と黒を、表を見ずに完全に選り分けてしまった…
その直観力、まさに恐るべし…という事になるわけですが？？？

原案や、既存の大抵のバリエーションと決定的に異なる特長は、次の２点。

●デックを観客の手で、よくシャフルさせることができる。
●「配ったパケット」や「表示カード」をスイッチする動作が一切ない。

ご存じの方であればあるほど、研究した方であればあるほど、
「そんなことが可能なのか？」「それでできるの？」と疑問に思われるかもしれません。
可能なのです。できるのです。
MagoMigue氏の新しいアプローチによって、不可能が可能となったのです。

まず、第一のポイントである「シャフルフリー」。

原案ではフルデックのコントロールが必要ですから、混ぜるにしてもフォールスシャフル。
あるいは、観客に「部分的に切らせる」ことは可能です（多少の勇気と工夫が要ります）。
また、観客がシャフルしたデックから行う「簡易バージョン」（ＵＦグラント流）も有名ですが
これは当然ながら最初だけの話。
いずれにせよ、通常は相当限定されたシチュエーションでしか混ぜさせることはできません。
今回のバージョンに関しては、そういう話ではないのです。
自由度が、その比ではありません。

手順のどこでも、完全に自由に混ぜてもらうことができます。
冒頭はもとより、途中でも可…手順のどの段階でも、です。
さらに、表を改めて、混ざっていることを示すことすらできます。
その後、マジシャンが怪しげな操作をするわけでもありません。
本当に「よく混ざったデック」の状態でそのまま演技が行われるのです。
さらに言えば、そこから「観客の手で自由にカードを抜き出してもらって」行えるのです。

そして、第二のポイントである「スイッチレス」。

この操作こそが、原案の根幹を為すアイデアでもあり、また考えようによっては、
本質的に内包した「欠点」でもあるとも言えます。
多くのマジシャンが、この操作を取り除こうとしてきました。
一応目的は達したものの、逆に怪しさを増加させてしまっているケースなども。

今回提示されている方法は、極めてクリーンな解決法となっています。
配った山を、それぞれ別個に表向きにするだけ。
一切、重ね合わせたりもしません。
動作としての怪しさは全くありません。
理由のない動き、無駄な動きが一切ないのです。

元々が傑作中の傑作マジックなのですが、これらの２点をクリアしたことで、
さらに奇跡的な手順となりました。

なお、そのためのトレードオフとして、「仕掛けのあるデック」を使用していますが、
ここで思い出してください…観客の手で、自由にシャフルさせているという事を。
トリックデックの最大の欠点（手渡せないこと）を持たないトリックデックならば、
これはもはやトリックデックを使わない理由にはなりません。
ほぼレギュラーデックとして使用できる「トリックデック」です…是非ご活用ください。

この仕掛け、当店のお客様であれば馴染みがある方もいらっしゃるかもしれないのですが、
まさか「あれをこう使えばこうなるとは」という考え方の見本。
トリックに関わることなので詳しくは触れませんが、ぜひご研究いただきたいアイデアです。

歴史を踏まえた上での見事な改案であり、最前線の傑作。
カードマジック研究家の方は押さえておきたい作品です。
関連したアイデアを含めて詳しく解説したＤＶＤ付です。

原案同様、スライハンドなしで行えますので、どなたにもお勧めできます。
特に、大人数の前でショーとしてクロースアップを見せる機会がある方に最適。
「大きな演技」で観衆を魅了できるトリックです。