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【日本語版ノート！】マジシャンのためのコールド・リーディング～セリフでＱＯＭ（Quality of Magic)を高めたい方へ！～

商品価格は、2,315円です！

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Cold Reading入門！リチャード・ウェブスター氏の冊子を完訳！

まさにマジシャンのマジシャンによるマジシャンのためのＣＲ！

この20ページほどの冊子は、あなたのマジックを劇的に変えることになるかもしれません。
「コールド・リーディング」には、それだけの力があります。

比較的手軽にすぐに読める薄い本（冊子）ですが、少なくとも一読の価値はあります。
興味のある方は、ぜひ何度か繰り返し読んでみてください。
特に、この手の考え方に初めて触れる方は。

「コールド・リーディング」。
日本では、ビジネス書・自己啓発書のジャンルでベストセラー作家であったセラピストの石井裕之氏が
紹介されたこともあって、ビジネス界等でも相応の話題になったことがあります。
元々は占い師や霊能力者が使っていたテクニックといわれていますが、リーディングとは
相手の心、ないし相手の「情報」を読み取る（ようにみせる）ことを指しています。

この枠内で言えばコールド・リーディングの対義語はホット・リーディングとなります。
ホット・リーディングとは、事前に何らかの方法で相手のプライベートな情報をひそかに知り、
その情報を使って、さも心を読み取ったかのようにふるまうということを指します。
占いの館などを訪ねた場合、待合室のようなところで知人となにげなくした会話が、こっそり
盗聴されて聞かれているかもしれない、ということがよく言われます。
あるいは、ターゲットとなる人物が事前に特定されている場合には、もっと大掛かりに
興信所などを使って調べる、といったことも含みます。
事前に情報を得ておく、という、かなり直接的な方法です。

これに対する「コールド・リーディング」のほうは、ホット・リーディングとは異なり、
事前の準備なしでいきなりリーディングを行う、という意味であり、「え？そんなことができるの？」
という話ではあります。
かいつまんで言うと、主としてあいまいな言葉やダブルミーニングなどを活用し、
誰にでも当てはまりやすいこと、などをうまく使って、その場で即興的に、
相手の心（情報）を読んだように見せかける話術のテクニック、といった感じです。

ちなみにここまでは、「言葉の定義」の話をしているだけです。
コールドリーディングも研究すればかなり深く、幅広いものとなっていて、
興味がある人にとっては、とっぷりはまると面白い分野だと思いますが
（本書にはそういう方のために「参考文献」などの情報も入っています）、
今回ご紹介する冊子はあくまでもライト版、入門編という位置づけ。
しかも「マジシャンのための」コールド・リーディング、ということで、
あくまでマジシャンに特化した内容であり、そこまで本格的な、逆に言うと
難しい、めんどくさい話には踏み込んでいません。
メンタリズムの話ですらなく、主眼はあくまでマジックです。

たとえばメンタルマジックというとかなり本格的なものを想像される方が多いと思いますが、
カードマジックの一番基本である「カード当て」も、相手の心を読んで当てるといった
演出を取れば、それはもう、十分メンタルマジックの仲間なのです。
そして、そんな普通のマジックでも。
「コールド・リーディング」的な視点や考え方をちょっと加えて演出するだけで、
あなたのマジックが目に見えて、劇的に変わる、という話です。

例えば本書の冒頭部分をお読みいただければ、
「ごく普通のマジシャン」と「コールドリーダー的マジシャン」の違いが
如実に分かるように書かれています。
セリフ１つで、相手に与える印象は、ガラリと変わります。

主として、プロマジシャンのような、「初対面の未知の人」にマジックを見せる機会が多い人に向いている
プロタッチの話が多いとは思いますが、そうでない方にも参考になる部分はたくさんあります。
マジックとは「マジシャンが一方的に見せるもの」という考え方ではなく、相手（観客）ときちんと
コミュニケーションを取って行うものだ、というそもそもの根底部分で、
パラダイムシフトを得られる方も多いでしょう。

相手の心を開かせ、相手をリラックスさせる。
相手を心地よくさせて、この人のマジックを見てよかったと思わせる。
観客にとって、「かけがえのない大切な体験」をしたと思わしめ、
結果的に、あなたのマジックを、観客の記憶に残るものにすることができる。

かかる効能を持つ「コールド・リーディング」。
この技術を、あなたの演技に取り入れない手はありません。

リチャード・ウェブスター氏の著作物を完訳したものですが、氏が、読者である「あなた」に対し、
文章上でリーディングを仕掛けてきます。
コールド・リーディングの威力を、あなたも体感できるわけです。

さらには、マジックを演じているとき以外の日常でも役立つ知識として、
活用できる内容も含んでいます。

翻訳は小林洋介氏。
今回は、監修としてメンタリストの雷人（ライト）氏にも協力いただいているそうです。
催眠やスピリチュアルにも知見の深い現役メンタリストの方です。