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  • 【小林洋介・訳!】Double Decker 2(ダブルデッカー2)日本語冊子~ついにツーも発刊!~
書籍・冊子(日本語) DM便OK 商品価格は、2,728円(税別)です!

アイコンのご説明


ツーデックエフェクトを集めたシリーズ第2弾!

第1弾も好評。今回も興味深い作品が満載です!




どんな内容?

デックを2組使って、カードマジックの世界を広げよう!
これの 第1弾 がこちら。



Double Decker(ダブルデッカー)日本語冊子



今回は第2弾で、当然ながら全くの別内容です。
同じテーマに沿ったシリーズとはいえ、個別の作品集ですから第2弾だけでも
問題なくお楽しみいただけます。

「ダブルデッカー」、すなわち2組(以上)のトランプを観客の前に出して
行うマジックを集めたものです。
作品を集めて本書の原著を書いたのはアルド・コロンビーニ
そして日本語に翻訳したのが小林洋介氏です。

要するにオムニバス的なアンソロジーで、コロンビーニ氏が気に入った作品を選んで
のせているのがミソ。
必然的に、個人の勝手な作品集などと比べると、クォリティの高い粒ぞろいの内容
なるわけです。
下の収録作品をご覧いただければ、そうそうたるクリエーターたちの名前がぞろぞろと。
作品としてもバラエティに富んだ内容で、お楽しみいただけることでしょう。
ちょいちょい編者のコロンビーニ自身が自作を入れてくるところはご愛敬として。
コロンビーニ氏はもちろん、クリエーターとしても優秀ですから問題ありません。

「デックを複数使うマジック」の良い点、悪い点などは 第1弾 のご紹介でも
書いておりますので、そちらもご参照ください。
そのあたりの基本となる部分は、本作でも同様です。
じつはその段階でも「第2弾もあるよ」的な予告がなされておりました。
今回発売のものが、それです。

その時触れていなかった話をすると、赤青、といった裏色違いのデック
使う場合は、カードマジックに表の赤黒以外の色彩を取り込むことになり、
カラフルでビジュアルな要素が増えるわけです。
これもまたツーデックエフェクトの魅力
なお、本書には写真も相当数使われていてわかりやすくなっていますが、
上記の点も踏まえ、写真はカラーとなっています。

マンスリーの最近の号をご覧の方はお気づきかもしれませんが、今回の
2に収録の作品のバリエーションを既にmMLで紹介したりもしています。

以下、レストランマジック研究所による、翻訳者・制作者である小林洋介氏からの
ご紹介を転載しておきます。


ここがポイント!

デックを2つ持ち歩くのは嫌いですか?

コロンビニノートでも珍しくシリーズ化されているものです。
つまりはそれだけ人気があって面白い作品が集まっているわけで
そんな人気のトリックたちを日本語で手にして、レパートリーを増やしませんか?

レストランマジック研究所 小林洋介です。
僕自身の感覚としては、だいぶ間を開けて、新しいコロンビニノートのリリースです。

DVDでもシリーズ化されているダブルデッカーなのですが
その第2弾をリリースさせていただきます。
その名も「ダブルデッカー2」(ええ、そのままです)。

このシリーズ、もちろんタイトル通りで2つのデックを使うトリックが
色々と集まっています。

その分、マニアックな感じを受ける方もいるのかもしれませんが
この前のノートである「ダブルデッカー」をリリースした際に
とある方から「一番お勧めしやすいノートかもね」と言われた位に、
初心者の方からどマニアの方まで楽しめる内容になっていると思います。

前作でもそうでしたが、2デックの内1つは全くのレギュラーで
もう一方にしっかりと仕掛けをしてある、などと言うパターンも多く
初心者の方が演じる事が出来るトリックもありますし
リアルな現場で演じる事も、そんなにハードルが高くないものもあり
さらに色々と手を込んだことをする余裕がある手順もあったりします。

まあ、前作を手に取っている方なら「第2弾ね、うん、買うよ!」って感じに
なるかと思います。

1巻もかなり楽しめる内容でしたが、2巻もまたかなり楽しめる内容になっています。
簡単にですが、2巻の内容をお伝えさせていただきます。


何ができるの?

Colors Can’t Mix
Karl Fulves/カール・ファルブス

効果:青裏のデックから4 枚の黒いマークのカードを抜き出し
赤裏のデックから4 枚の赤いマークのカードを抜き出します。
それらを表向きの状態にして混ぜ合わせますが
裏向きにすると混ざることを嫌がるのか分離します。
次に裏向きのままカードを混ぜますが、表向きにしてみると再度分離しています。

シンプルな現象ですが、準備はがっつりという感じで(笑)
ほぼセルフワーク的に現象が起こるので
初心者の方でも、本格的な現象が楽しめます。


Thot card to Pocket
Martin Gardner/マーチン・ガードナー

効果:赤裏のデックから1 枚のカードを心の中で決めてもらいます。
そして青裏のデックから今思ってもらったカードを消してポケットから取り出します。

お分かりの方はすぐにピンとくるでしょうが「プレモニション」の
現象を行うのですが、2デック使うためにとても公明正大に
相手が思ったカードをポケットから取り出せます。


Criss-Cross Coincidence
Ian Adair/イアン・アデア

効果:裏の色の異なる2 つのデックを行い、2 枚のカードを選んでもらいます。
するとそれらが完全に一致します。

あのテクニックを2デックで行うと、こんな感じに!という
ある意味で目から鱗なトリックだと思います。
こちらは、カードマジック慣れている方なら、ほぼ準備なしと言えますし
2枚のカードをフォースすることが出来るとも言えますので
活用の範囲は大きいと思います。


Packed Bags
Aldo Colombini/アルド・コロンビニ

効果:1 人の観客に1 枚のカードを選んでもらい
デックの中にひっくり返して入れておきます。
選ばれたカードを確認すると、ハートの5 だったとします。
演者は異なる裏の色のデックを取り出して
(デックそのものはテーブルの上にずっと出してあったものです)
確認してみると同じカードがひっくり返っています。

即興的に見えて、実は裏でしっかりと準備されている、
そんなトリックです。
そしてさらに、このトリックをさらに拡張する、
そんなアイデアも載っています。



Turn Blue
Ken Krenzel/ケン・クレンツェル

効果:想像の世界で観客が示したカードを演者は当ててしまい
さらにデックの中でそのカードが表向きになっていて、
しかも裏の色が変わってしまいます。

パワフルな現象が連発する感じですが、セットはシンプルで
カードマジックになれている方でしたらすぐにセットできます。
その分、演じるハードは高くないトリックと言えるでしょう。


Double Clock Deception
John Yeager/ジョン・イェーガー

現象:2つのデックから2枚のカードが選ばれ、それらのカードは
同じものであることが示され、マジシャンは予言の入った封筒を示します。
そこには大きなカードで予言がされていて、もちろん一致しています。

対tるから原理を推測できる方も多いと思います。
2デックでごちゃごちゃせずに現象まで進んでいる感じです。


Double Coincidence
Sinclair/シンクレール

効果:青裏のデックから2人の観客に、1枚ずつ選んでもらいます。
そして裏の色の異なるデックを2つ取り出し、それぞれの観客に
再度カードを選んでもらいますが、先ほど選んだものと完全に一致します。
さらにデックの表を見ると、選ばれたカード以外の表の色が全て異なっています。

ある程度のテクニックを使うものになっていて
最後のオチは、結構インパクトも強いと思います。
カードマジックになれている方は、色々とアレンジする隙間も
見えてくるのではないでしょうか?


The Stranger
Aldo Colombini/アルド・コロンビニ

効果:デックから1枚のカードが選ばれて、もう1つのデックを利用した
奇妙で不思議なカードの選択作業の後に選ばれたカードが見つかります。

原案は、仕掛けのあるダイスを使って作業をしていくトリックだそうです。
もしギミックダイスを持っている方は、原案に戻ってみるのも
楽しいかもしれません。


Miracle Reverse
Francis Haxton/フランシス・ハクストン

効果:赤裏のデックから1枚のカードが選ばれて
青裏のデックの中に入れてしまいます。そして、青裏のデックから
1枚のカードが選ばれて赤裏のデックの中に入れてしまいます。
それらのデックをリボンスプレッドすると表向きにひっくり返っているカードがあり
それらは入れ替えた裏の色の異なるカードなのです。

最終的にデックに何も仕掛けは無くなり、レギュラーデックが2つになりますので
この後に演技を続けていくことも可能です。



Sympathetic Selection
Peter Warlock/ピーター・ワーロック

効果:赤裏のカードを1枚ケースに入れておきます。
適当なカードを青裏のデックから1枚選んでもらうと、見事に一致しています。

恐らく、このノートの中では一番準備が面倒なものかもしれません。
それだけに、奇跡度合いは高いですし、逆にもう少し楽にならないか
考えるのも楽しいトリックだと思います。


Rendezvous
Nick Trost/ニック・トロスト

効果:演者は赤裏のデックを混ぜて、観客に青裏のデックをよく混ぜてもらいます。
演者は自分の混ぜたデックを3つに分けます。そして観客にも同様にしてもらいます。
それぞれのパケットの一番上のカードが一致します。

3重の一致現象になるトリックで、セットはシンプルな感じです。
観客にデックを渡してしっかりと混ぜてもらえるのは
非常にプラスな所だと思います。



Brain Sell
Peter Duffie/ピーター・ダフィー

効果:観客は青裏のデックを持ち、表を自分の方へ向けてファンにして持ちます。
そして1枚を見て覚えてもらいます。大事な点は、自分でカードを広げて
自分だけで1枚を思ったという事です。
マジシャンは赤裏のデックを取り出して、カードの両面を示します。
そして観客に覚えたカードをたずねてそのカードを抜き出します。
そのカードをひっくり返すと、そこには「あなたのカード」と大きく書かれています。

メンタルマジックとしては、比較的クラシックな原理を活用しています。
準備はそれなりに手間ではありますが、その分のインパクトとウケがある
トリックと言えると思います。


Draw a Blank
Aldo Colombini/アルド・コロンビニ

効果:全く自由に選んでもらったカードだけが、両面真っ白なデックの中で印刷されます。

思ったカード以外が実は真っ白でした、という現象は「ブリザード現象」
等と言いますが、これはダブルブランク状態からカードが現れるものです。
ショーストッパーとして是非演じてみて下さい!


Two-Deck Deception
Floyd Shotts/フロイド・ショッツ

効果:先に予言を書きます。観客に赤裏のデックをよく混ぜてもらい
裏向きのまま広げて1枚のカードを選んでもらったら表を見ずにお財布の中に入れます。
この財布はずっとテーブル上に見えています。
青裏のデックを取り出し、観客に1枚のカードを選んでもらい、覚えた後デックに戻します。
そしてマジシャンも1枚を抜き出して、最初に財布に入れたカードと一緒に入れておきます。
予言を読み上げますが、赤裏のカードをきちんと予言しています。
そして財布に入れたカードで選ばれた青裏のカードを見つけ出します。

ワレットとして、ヒンバ―ワレットを活用するのですが
もし現在面白い手順を持ってない、という方は試してみて欲しいです。
面白い数学的な原理を活用しています。


The Gauntlet
Rachel Colombini/レイチェル・コロンビニ

効果:マジシャンは2組のデックを示し
1つのデックを裏向きの状態で観客の前に広げます。
もう一方のデックを取り出し、自分の前に表向きの状態で広げます。
観客に裏向きのスプレッドの中から1枚を選んでもらい(フォースではありません)
その後で演者も1枚を表向きにスプレッドしてあるカードから選びます。
マジシャンはクラブの7を選んだとします。
そしてこれは今観客が選んだカードと一致していると言います。
相手の選んだカードを表向きにすると、ハートのKで全く異なるように見えます。
そこで演者は自分の選んだカードを裏向きにすると
裏面にハートのKのミニカードがくっついています!

ある意味で、レイチェルらしいテクニックを使わない
効果的なトリックになっています。
そして、さらに強力にするサトルティも解説されています。


Alternate Route
Max Maven/マックス・メイビン

効果:青裏のデックから1枚のカードが全く自由に選ばれたら
2枚のジョーカーの間に挟んでおきます。
同様に、赤裏のデックから1枚を選んで2枚のジョーカーの間に挟みます。
すると、挟んだ2枚のカードが入れ替わってしまいます。

ある意味で、非常に図々しいセットで大胆に見えますが
非常に効果的なサトルティを活用して奇跡を達成しています。


King-Currence
Jon Racherbaumer/ジョン・ラッカーバーマー

効果:赤裏のデックと青裏のデックからKのカードを取り出し、テーブル上に表向きに並べます。
そして適当に混ぜたら、マジシャンは4枚のKを取り上げ
観客に好きなマークを言ってもらいます。
取り上げたKのカードを裏向きにしてみると
1枚だけ裏の色の異なるカードがあります。
つまり、1枚が赤裏で3枚が青裏になっているという感じです。
赤裏のカードを見てみると、相手の選んだマークのKです。これは繰り返すことができ
第3段としてパケットをよく混ぜ4枚を観客に選んでもらっても同じことが起こります。

サトルティとテクニックを組み合わせて達成しているトリックです。
現象を言葉で説明すると、非常に込み入った感じですが
相手の選んだものだけ異なっていて、予言されていたというものなので
分かりやすいトリックと言えるでしょう。


Easy ACAAN
Didier Dupere/ディディエ・デュペレ

効果:赤裏のデックから2枚のカードが選ばれます。
そして、1枚のカードが青裏のデックの中にあるカードの位置を教えてくれます。

広義の意味での、エニーカード・エニーナンバーと言った感じで
非常に簡単に演じられます。
また、テクニックに関しても変更可能な部分があり演じやすくできます。


Unsurpassed
Aldo Colombini/アルド・コロンビニ

効果:青裏のカードを赤裏のデックの中に1枚入れます。
赤裏のデックから3枚のカードを3枚抜き出します。
赤裏のデックを見てみると青裏のカードがなくなってしまい
抜き出した3枚のカードの真ん中から現れます。

少々変わったテクニックを使って、カードが消えてしまったようにするのですが
その点に関しての補足はしてあります。
ちょっとしたギミックを使い、非常にビジュアルな感じになっています。


Twin Peeks
Paul Gordon/ポール・ゴードン

効果:2つのデックをテーブルに出し、1つを観客のポケットに入れてもらいます。
もう1つは演者がケースから取り出してよく混ぜます。
そして1枚のカードを観客にピークしてもらいます。これはフォースではなく
52枚の中から全く自由に選ばれます。演者は不思議なことに
そのカードを言い当て1から52までの数字を1つ言います。
1つのデックをポケットから出してもらい、先ほど言った枚数分配ります。
すると、そこから選ばれたカードと同じカードが現れます。

非常に直接的な方法を用いるのですが、どうもこの手法は
サロン位の距離感では古典的な物のようです。
時間はかかりますが、1度作れば大丈夫なものなので
是非このデックの製作をチャレンジしてみて下さい。


セット内容

・レクチャーノート1冊(A4判・35ページ、日本語)


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Final Cut


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  • 価格2,728 円 (税込3,000円)
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