【総和如何？】Σ：シグマ（SIGMA by Sean Goodman）〜３人の選択、その数字の合計が…！〜 [monthly Magic Lesson Shoppers]

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超不思議！専門家も感嘆した、巧妙な原理に基づく予言トリック！

自由に選ばれたカードの数字を足し合わせると、その年号が…！？

３つの自由に選ばれた数字が、歴史上の１つの瞬間を指し示す…
緻密な原理と壮大な構想によって練り上げられた予言トリックの傑作。

「Σ：シグマ」は、Sean Goodman 氏による最新リリース。
マジシャンでも、あるいは数学者ですら頭を悩ませる不思議なトリックです。

それぞれ10枚程度のカードの束が４組あります。
その４組を、４人の観客に好きなように分配します…誰がどの組を取っても自由です。

４組のうち３つは、それぞれ「３桁の数字」が書かれたカードになっています。
カードごとに数字が異なることを、思う存分確認してもらって構いません。
よく混ぜてもらい、それぞれ、その中から自由に１枚のカードを選んでもらいます。
繰り返しますが、バラバラの数字のカードの中から、全く自由に選ばれたわけです。
どの数字が選ばれるかは全くコントロールできません。

第４の組は、他の３つとは違い、絵や写真のカードとなっています。
それぞれの写真が、「歴史的」な出来事を捉えたものとなっています。
いわく「2007、iPhoneの誕生」「1879、電球の特許」など、それぞれ年号が入っています。
１枚が観客に選ばれ、それを裏向きに伏せて置いておきます。

先程選ばれた３枚の数字カードから、さらに完全にランダムな数字が３つ作られます。
そして、その数字を合計してもらいます。
その結果が、例えば1988だったとしましょう。

第４の組から先ほど選ばれたカードを見ると、1988年のカードとなっています。
見事な一致です！

ポケットサイズの用具で、クロースアップでもステージでも見せられるメンタリズム。
「パックスモール、プレイビッグ」という標語が当てはまる、プロの用具です。
カードは美麗に作られたもので、携帯用の袋もついてきます。

原理は古典的ですが、手順によりカモフラージュされ、大変不思議に見えます。
選択の自由度が高く、手続きもフェアで、怪しいところが全くありません。
観客がどこかで別の選択をしたら、結果として別の数字が立ち現れたはずです。
事実、異なる数字を導くこともでき、結果を変更することもできます。

単なる数字の予言とせず、年号として「演出」している点も面白いところです。
こういうところに、エンターテイメント魂を感じますね。

テーブルホッピングにも最適。
またステージ用の演出も紹介されています。
４人の観客が座った椅子の後ろに予言の数字が書いてある、というもので、
こちらも大変効果的です。

メモリーワークも、アンチョコも必要ありません。
とても簡単で、だれでもすぐに演じられます。
技術的に難しいところはさほどなく、マジシャンは演出に専念できます。
その場でリセット可能です。