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キャメロン・フランシス氏による巧妙な予言のカードマジック！

自由に選択したはずなのに…じつは運命づけられていたのか！？




すべては「運命」の手の中に！？
「数字」と「カード」、二重の予言が織り込まれた見事なトリックです。




演者は青裏のデックを取り出し、表裏を広げてあらためた後、軽く混ぜます。
そして、観客にもカットをしてもらいます。

観客が指定した枚数目のカードを使うので、比較的配りやすい数字として、５から２０までで
適当な数字を自由に言ってもらいます。
仮に１２が選ばれたとしましょう。

表向きのデックを観客に手渡し、選ばれた数字の枚数目（１２枚目）まで１枚ずつ裏向きにしながら
配っていってもらいます。
もちろん、カードはバラバラです。
今回の場合は１１枚目まで配ったところで止めて、
手元の１２枚目、選ばれた枚数目に出てきたカードを覚えてもらいます。
そのカードが、仮にハートの３だったとしましょう。

残りのカードもカットして見せながら、観客が言った数字が違っていたら当然カードは変わっていたこと、
また、最初に観客がどこでカットしたかによっても変わっていたこと、などを説明します。
そして、選ばれたハートの３を表向きに配ってもらいます。

観客に、数字を自由に選んでもらったこと、混ぜたバラバラのデックの中からその枚数目に
「たまたまあったカード」を抜き出したこと、などを、念押しして確認します。
しかしながら、観客の選択は、すべて運命によってあらかじめ決まっていたものだ、と告げます。

手元に残った山のカードを裏向きにして示しますが、最初に配った山と同じく、
別段怪しいところはない、青裏のカードです。
しかし、抜き出されたハートの３を裏向きにしてもらうと…
なんと、それだけが色違いの赤裏のカードになっていて、しかもそこには、観客が自由に選んだ数字、
「１２」が、大きく書かれているのです！




強烈なダブル・プレディクションに、観客は打ちのめされること必至。
非常にパワフルな予言トリックですが、なんと「セルフワーキング」と言ってよいほど簡単に行えます。
初心者の方ですら、十分行えるくらいです。

トリックの構成が、シンプルで、巧妙。
シンプルすぎて、人によっては、タネを見てから（ここ重要です）「え、これで引っかかってたの？」と
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これで引っかかるところがマジックの面白いところ。
もちろん、引っかかる要素があるから引っかかるのです。
メカニズムとしては単純でも、心理的な策略としては巧妙、そのあたりの手順の妙をご賞味ください。

数字もカードもフォースではないため、演技ごとに当然違う数字、違うカードになり得ます。
それでもこの現象が成立します。
ラフ＆スムースではなく、粘着物なども使いません。
そのため、選ばれたカードを手渡すことや、観客にカードを配ってもらうことが可能です。
技術的にも簡単ですし、計算や記憶などの面倒な操作もありません。
即座にリセット可能です。
バイシクルのデックと、解説ＤＶＤのセットです。




予言系のトリックですが、すべてがデックに内包されていて、余分な「予言」が必要ありません。
専用に用意した特殊デックを持ち歩くだけですぐに演じられる点がコンパクトで手軽。
演じやすいマジックだと思います。
（演出として、別に「予言」を出しておく見せ方などもしていますが、実質「ジョーク」のようなもので
なくても問題ありません。もちろんお好みで取り入れても構いませんが。）

初心者の方でも演じられ、インパクトからするとプロ使用にも有用。
これはオススメです。




・特殊デック　一組（バイシクル）
・実演・解説ＤＶＤ（英語版ですが映像で十分理解できる内容です）