mML第2号 †
ちょいむずテクで不思議を極める!」 †
【修得の難易度】★★ 本格的なマジックに取り組む!
mMLvol.2は、少々練習は必要となるものの、観客を大変驚かせる本格派マジックへの登竜門ともいえる内容となっています。
例えば、コリンズ・エフェクトというマジックは、プロマジシャンが、テーブル・ホッピングなどの際に演じることも多いマジックで、4枚のエースが消えて、お客様の指定した山から出現するというクラシックながら、大変効果の高いマジックです。
vol2では、このマジックを「グライド」という一つの技法だけを駆使して演じる方法を、徹底解説しています。
また、「ファイブコイン・トリック」というマジックは、非常に古くからあるトリックですが、いつでもどこでも手軽に演じられ、なおかつ大変不思議な即席マジックです。このマジックも難しい技法を使わずに演じられますので、どうぞ練習なさって下さい!!
【Live映像はこちら】:http://www.youtube.com/watch?v=AN0xRmIQXtQ
※Youtubeのサイトへ飛びます。
【カードマジック】 〜カードマジックに挑戦 †
- マセ・マジシャン〜Bill Simon
- 観客は、2つに分けられたトランプを好きなところでさらに二分し、トランプを裏向きのまま配り、好きなところで止めます。再び、トランプを裏向きのまま4つの山を作るようにして配り、4つの山のトップのカードをめくってみると、すべての山からA(エース)が現れます!!
- コリンズ・エフェクト(前編)〜Stanley Collins
- マジシャンは、エースをトップに置いた4枚のパケット(山)を4組作ります。そして、4枚のカードをボトムから順に観客にディスプレイするのですが、最後に現れるはずのエースは、他のカードになってしまいます。同じ事を繰り返すと、いつの間にか、4組全てのA(エース)が消えてしまうのです。
- コリンズ・エフェクト(後編)〜Stanley Collins
- では、4枚のエースはどこに消えたのでしょう? カードを5つの山に配り、観客にいずれかの山を選ばせると、4枚のエースが・・・出てきません(涙)
ところがマジシャンが、選ばれた4枚のカードをデックに戻し、そのデックを反転させると、何と4枚のエースが現れてしまいます!!
- 最も簡単なオイル&ウォーター
- はじめ4枚のカードは、赤いカードと黒いカードが1枚ずつ交互に混ざりあっています。ところが、時間が経つと、4枚のカードは水と油のように、赤いカードと黒いカードに分かれてしまいます。
- 赤いエースが一瞬で黒いエースに!?
- マジシャンは、4枚のA(エース)を赤黒交互に持っています。2枚の赤いエースをテーブルに置いたはずなのに・・・いつの間にかテーブル上の2枚は黒いエースに変化して、手許の2枚が赤いエースになってしまいます!!
【コインマジック】 〜コインマジックに挑戦 †
- ファイブコイン・トリック
- マジシャンは観客の手のひらに5枚のコインを1枚ずつ乗せてゆきます。最後の5枚目のコインを載せた瞬間、観客は手のひらを握り締めるのですが、なんとマジシャンは、その一瞬の隙に、最後のコインを掠め取ってしまいます。観客の手のひらを開けてみると、やはりコインは1枚減って、4枚しかないのです!!
この号で収録されている技法・用語 †
ジョグ・コントロール、シークレット・アディション、グライド、ブレイク
フィンガーパーム
コリンズ・エフェクト、オイル&ウォーター
Bill Simon、Stanley Collins