mML第163号 †【修得の難易度】★★「カード・アット・ナンバーの巧妙な解決法と、演じやすく進化させたヴァーノンの傑作を堪能する!」 †今月号は「カード・アット・ナンバーの巧妙な解決法と、演じやすく進化させたヴァーノンの傑作を堪能する!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 まず、はじめにご紹介いたしますのは、リズミカルなカードの交換現象が持ち味の「ワラルー」です。 mML161号でご紹介したマックス・メイビン原案の「レラティヴ・インターチェンジ」を母体に、よりコンパクトにして、より説得力を増し、さらに圧巻のクライマックスを付加したゆうきとも氏によるバリエーションです。 是非、レパートリーに取り入れてみてください。 そして「フォーカード・ナンバー」は、観客がランダムに決めた数字の枚数目のカードを用いて最終的にフォーオブ・アカインドが揃う豪華な手順です。 トリックの核となる原理で、ダイス3個の合計数をコントロールする、ゆうき氏の考察に注目です。 詳しくは映像で、じっくりと学んでください。 そして「ミニカクテル」は、ダイ・ヴァーノン原案の名作「カクテルカード」を基にした作品です。 観客が選んだカードの破片を手探りで見つけ出してしまうトリックで、不可能性が非常に高い現象であるにも関わらず、タネは驚くほどシンプルです。 ゆうき氏が、より演じやい形に変更を加えました。 ほぼ即席で演じられ、比較的大人数にも見せられるため重宝することでしょう。 そして、「トリプル・コイン・トゥ・カード」は、マイケル・ルービンシュタイン原案の、1枚のコインのシンプルな飛行現象です。 ゆうきとも氏が、ユニークなラストを追加しました。 誰も予想のつかない、破天荒なクライマックスに観客は思わず笑ってしまうことでしょう。 「ゆうきとものオススメ書籍」のコーナー、今回は「カード・カレッジ・ライター」を紹介しています。 弊社でも、既にベストセラーとなっている一著です。是非、ご覧くださいませ。 そして「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「ペネトロコイン」を紹介しています。 一風変わった容器の中に観客のサイン付きのコインが移動します。古き良き傑作をお楽しみください。 特集:リズミカルなトランスポジション! †
特集:コインが何度もカードの下へ! †
特集:ゆうきとものオススメ・マジック †
特集:実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †Max Maven、Dai Vernon、Michael Rubinstein |