mML第152号

【修得の難易度】★★〜★★☆「ハーマン・カウントの応用性を掘り下げ、鮮やかな一斉変化に活用する!」

 今月号では、「ハーマン・カウントの応用性を掘り下げ、鮮やかな一斉変化に活用する!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。

 まず初めにご紹介いたしますのは、ジョン・ハーマン原案「ミスティック・ナイン」のゆうきともによるバリエーション「ミスティック・セブン」です。 原案において、やや難易度の高い部分を、ゆうき氏ならではの軽快なハンドリングにより演者への負担を大幅に減らし、より演じやすくまとめた作品です。 タイトルに因んだ「7」のカードを演出に活かすことで、変化現象に意味を持たせたているのもポイントで、ハンドリングだけでなく演出面においても筋の通った快作です。  そして、ジョン・バノン考案の「ブギー・ウギー・エーセス」は、一見、ジャズエーセス風のマジックですが、ラストの一斉変化は意外性があり、そして、エンドクリーンです。 デックの上で行うハーマン・スイッチがトリックのカギを握っており、覚えておくと様々なシーンで使える手法ですので、是非この機会にご習得いただければ幸いです。

 「ナイン・トゥウェルブ・カウント」は、ハーマンカウントを用いて、パケットを任意の枚数に見せかけることが可能な性質に着目した作品です。 映像内ではトリックの元となる、スティーブ・ビームのコンセプトについても考察しており、とても奥の深い内容となっております。

 また、「リバース・インタレイスト・ヴァニッシュ」は、mML49号において紹介いたしました「インタレイスト・ヴァニッシュ」の完全即席バージョンです。 手順後半は、原案とは趣の異なるユニークな現象を含んでいます。ゆうきともが考えだしたマニア心をもくすぐる型破りなクライマックスに、ご注目くださいませ。

 好評の「ゆうきとものオススメ・マジック」のコーナーでは、「バックグラウンド・ミスティック・セブン」を紹介しております。 こちらは、弊社で販売しております「バックグラウンド・トランスポジション」で使用するパケットを、上記「ミスティック・セブン」の現象に活用することで、より鮮やかな変化現象として魅せようという試みです。

 そして「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、ダイス3個の出目の合計数を透視するトリック「3色ダイスの合計数」を解説しています。 観客が操作に誤らないようにする考え方、観客への1つ1つの配慮は、実践派の方にとって必ずや参考になることと思います。

特集:不思議な7の力で大変化!

ミスティック・セブン(Brother John Hamman/ゆうきとも
マジシャンは、「7」が不思議な数字であることを説明し、7のカードの影響で他のカードの色が次々と変化してしまうのです!
ブギー・ウギー・エーセス(John Bannon/ゆうきとも
4枚のエースが1枚ずつ、一カ所に集まっていきます。 マジシャンは最後にスペードのエースを移動させようとしますが、うまくいきません。 失敗かと思いきや…他のカードが変化し、ロイヤルストレートフラッシュが揃うのです!

特集:ハーマンカウントの変則的な使用法!

ナイン・トゥウェルブ・カウント(ゆうきとも/Steve Beam)
マジシャンはデックを2つに分け、一方から数枚のカードを取ります。 数えると9枚です。そして9枚目は奇妙なことに9のカードなのです! そして、もう一方の山を観客に半分ほど分けてもらい、分けた箇所のカードを確認すると、それはQのカードです。 実際に分けた山の枚数を数えると、なんと12枚あるのです!さらに…!
リバース・インタレイスト・ヴァニッシュ(Paul Harrisゆうきとも
4枚のエースのうち3枚をキング4枚の間に挟み、もう1枚はデックの下に置きます。 おまじないをかけるたびに、3枚のエースが1枚ずつ消えていきます!最後にデックの下のエースも消そうと試みますが、逆にキングが消えてしまうのです!

特集:ゆうきとものオススメ・マジック

バックグラウンド・ミスティック・セブン

特集:実践派のためのクイックマジック

3色ダイスの合計数

この号で収録されている技法・用語

Brother John Hamman、John Bannon、Steve Beam、Paul Harris


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Last-modified: 2018-05-04 (金) 14:56:48 (197d)