mML第147号

【修得の難易度】★☆〜★★「ダイスを活用した巧妙なメンタルマジックと全自動の予言トリックを学ぶ!」

 今月号では、「ダイスを活用した巧妙なメンタルマジックと全自動の予言トリックを学ぶ!」と題しまして、計5手順をご紹介いたします。

 今回ご紹介するうちの4作品は、サイコロを有効活用した「透視」や「予言」といったメンタルマジックです。 どれも、少々のテクニックを用いるだけで、オートマチックに手順を進めることができるものばかり。 実践派の方は見逃せない粒ぞろいの作品をご紹介いたします。 中でも、「ツー・ダイス・シンパシー」、「X線カップ」は、どちらも、紙コップの中にあるダイスの目を透視するというトリックですが、方法論は全く異なります。 どちらもカップに大胆な細工をほどこすことで、不可能設定が非常に高い中でダイスの目を透視して言い当てることができます。 細工と言っても、ごく簡単なものですので是非お試しいただき、レパートリーに加えていただければ幸いです。

 そして、「ダイ・ダクション」は、3つのダイスを使用し、デックに数枚のセットをしておくだけで、ほぼセルフワーキングで演じられるフットワークの軽い作品です。 さらに、「ダイス・ナンバー・ミラクル」は、エニーナンバープロットに対する、ゆうきとも氏らしいロジカルなアプローチをしています。 3つのダイスと「キュアリアス・カウント」(mML Vol.33)の抜群のコンビネーションをご堪能ください。  最後に、唯一本号でダイスを使用しない作品「きくえときんぐ」は、弊社ショッパーズ・サイトでも販売しております「きくえちゃんよくできました!」(フォーサイト社)を参考に、ゆうき氏が同原理を利用して、カード当てのマジックへと趣を変えた秀作です。 観客がカードを始めによく混ぜたにも関わらず、ある操作を観客に委ねることで、カードの配列を特定の順にアレンジできてしまう、まさに全自動の快作です。

 実践派のためのクイックマジックでご紹介する「ハマーズ・ミラクル」は、演者と観客のパケットの表と裏の枚数が一致する現象に、クライマックスにトライアンフの現象が加わった大作です。 また、「ゆうきとものオススメ・マジック」のコーナーでは、「しあわせの書」(厚川昌男 著)を取り扱っています。 小説としても、マジックとしても傑作である、前代未聞の本にご注目くださいませ。

特集:カップの中のダイスの目を透視!

ツー・ダイス・シンパシー(John Kennedy/ゆうきとも
2色のダイスを紙コップの中に入れ、観客にコップをよく振ってもらいます。 観客にコップの中の2つのダイスの目の合計数を教えてもらうと、マジシャンはコップの中で、それぞれのダイスが何の目を出しているか当ててしまうのです!
X線カップ(はやふみ/ゆうきとも
3色のダイスの中で、1つに紙コップを被せてもらい、残りの2つは握って隠してもらいます。 この状態で、マジシャンはある方法を使って中に入っているダイスの色を当て、さらに出目までも当ててしまうのです!

特集:3つのダイスの合計数が決め手!

ダイ・ダクション(Dr. Leslie Albert/ゆうきとも
ダイス3つを、好きな目を上にして、好きな順番で重ねてもらい、各々のダイスの見えない面の目を足してもらいます。 マジシャンはデックのトップから、その枚数目にあるカードを当ててしまうのです!
ダイス・ナンバー・ミラクル(ゆうきとも
3つのダイスを好きな目が上になるように置いてもらいます。 出ている目の合計数の枚数目から現れたカードは、予言のカードと完璧に一致するのです!

特集:3回仕分けると起こる奇跡!

きくえときんぐ(野呂茂樹/庄司タカヒト/ゆうきとも
観客に8枚の中から1枚を決めてもらい、表向きのまま8枚をよく混ぜてもらいます。 マジシャンの3つの指示に従って観客はカードを配り分けていき最後にひとまとめにすると、観客のカードが自然と現れます! そして、1枚1枚の裏には、実は文字が書かれており、順に配っていくと、この結果が予言されていたことが明らかになるのです!

特集:ゆうきとものオススメ・マジック

しあわせの書

特集:実践派のためのクイックマジック

ハマーズ・ミラクル

この号で収録されている技法・用語

John Kennedy、はやふみ、Dr. Leslie Albert、野呂茂樹、庄司タカヒト


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Last-modified: 2018-05-04 (金) 14:54:46 (23d)