mML第142号 †【修得の難易度】★☆〜★★☆レギュラーデックで行えるパケットトリックの可能性を追求する! †今月号では、「レギュラーデックで行えるパケットトリックの可能性を追求する!」と題しまして、計5手順をご紹介いたします。 今号ではパケットトリックを特集いたしました。コンパクトな用具で比較的手軽に演じられるため、カードマジックの中でも人気の高いジャンルかと思います。 特殊なカードが必要なことも多いですが、今回はレギュラーデック一組、ないし裏色違いの二組さえあれば演じられるものをご紹介しておりますので、その意味でも手軽で、すぐにお楽しみいただけます。 一方で演技者側からすると、その場の人数に臨機応変に対応できる手順をどう構築するか、また繰り返しの演技なので、いかに「当て方」にバラエティを持たせて飽きさせないようにするか、そして、流れをどう盛り上げていって、クライマックスはどこに落とし込むかなど、構成面・演出面・演技面でクリアすべきいくつものポイントがあります。 それを、ゆうきが実際に使用している手順を基に詳しく解説します。 方向性の異なる3テーマで4作品を収録しており、中でも「バックファイヤ・ポーカー」は、存在自体が奇跡と思われるほどの見事な構成を持った傑作です。 ほぼセルフワーキングで行える圧巻のポーカーデモンストレーションで、カウント技法を駆使するのとはまた違ったタイプのパケットトリックの魅力をご堪能いただけます。 他にも、名作「ツイスティング・ジ・エーセス」を手法面・演出面でゆうき流にブラッシュアップした手順や、予想外のクライマックスを持つリセット系のツーパケットエフェクト2作品をご紹介しております。 いずれも多段階の連続現象を伴う、演技効果の高いものばかりです。 なお、カードマジックでもう1作品、とてもコミカルでユニークなトリックを収録しております。 この見た目の面白さ・おかしさは、とても文章では表現しきれません。 ぜひライブからお楽しみくださいませ。爆笑必至です。 恒例の「実践派のためのクイックマジック」のコーナー、今回はコインマジックです。 テーマとしては「コイン・スルー・ザ・テーブル(テーブルを貫通するコイン)」ですが、比較的場所を選ばず手軽に演じられる、まさに実践派のための手順を紹介しております。こちらもお見逃しなく。 また「ワークショップ」コーナーも、演技面でのポイントやコツを具体的な実例をもとに分かりやすく学べると好評をいただいております。ぜひ参考にしてくださいませ。 特集:爆笑必至のお手軽目隠しアクト! †
特集:どんでん返しのあるリセット! †
特集:ワークショップ †
特集:実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †フラッシュカウントのバリエーション Steve Cohen、Dai Vernon、Peter Duffie |