mML第139号

【修得の難易度】★☆〜★★ギミックとルーティーンの有機的な複合から生み出される最大級の不思議を堪能する!

 今月号では、「ギミックとルーティーンの有機的な複合から生み出される最大級の不思議を堪能する!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。

 今回は1つの目玉として、クラシックの名作「セブンカードモンテ」を取り上げております。マクドナルドのフォアエースで知られるマック・マクドナルドの原案として、通称「ヴァーノンブック」と呼ばれる名著で紹介されたことから、往年のマニアの方ならご存知の作品かとは思いますが、これもその割には演じているマジシャンを見る機会の少ないマジックの1つです。今回はアレクサンダー・デコバのハンドリングを参考に構成した2段構成の効果的な手順をご紹介しております。あるギミックを使用していますが、それを感じさせないところが巧妙です。

 また厚川昌男氏のユニークなトリック「ケースカード」も収録しております。 これに使われる「素材」を目にした時、その使い道を想像できる人が果たしてどれだけいらっしゃるでしょか。現象自体はシンプルなだけに、その手法的な独創性が印象的な作品となっております。予想外のトリックを、ぜひお楽しみください。

 そのほか、「ユーロピアン・プレディクション」も、「え、そんなところにそんな仕掛けが!?」と思わせる要素を含んでいます。原理の複合により巧妙に手順を練り上げていく「ゆうきタッチ」の効いた作品といえるでしょう。

 コインマジックでは、いわゆる「カッパー&シルバー」に「スリーフライ」の要素を盛り込んで、一つの流れとして演じられる手順をご紹介しております。こちらはギミックコインを使用しない手順となっておりますので、レ ギュラー派の方にもお楽しみいただけます。

 恒例の「ワークショップ」ですが、今回はやや趣の違う内容で、いつにも増して刺激的です。「実践派のためのクイックマジック」のコーナーもございますので、たっぷりお楽しみください。

特集:銀貨と銅貨で本格アクト!

ルーティーンド・カッパー&シルバー(ゆうきとも
財布から銀貨と銅貨、2枚のコインを取り出して示します。銅貨を財布に戻し、銀貨を持って軽くなでると、銀貨は銅貨に変わり、財布の中は銀貨になっています。続いて2枚のコインが1枚ずつ順に、左手から右手に飛び移ります。最後に、観客がしっかりと握っている銅貨と、マジシャンが握った銀貨が、一瞬で入れ替わってしまいます!

特集:暗躍する意外な仕掛け!

ユーロピアン・プレディクション(ゆうきとも
観客に5〜15で好きな数字を指定してもらい、その数字をメモ帳に控えておいてもらいます。デックからその枚数目のカードを出して、先ほどのメモの裏側を見ると、そのカードの名前が書かれています!
セブンカードモンテ(Mac McDonald/Dai Vernon/Alexander de Cova)
1枚のジョーカーと6枚の数札で、ジョーカーの在りかを当ててもらうゲームをしようと持ち掛けます。裏表を混ぜて、ジョーカーが表向きか裏向きかを尋ねます。さらに裏向きの中でどれかを当ててもらいますが、ジョーカーは消えてしまい、意外にもデックから現れます!もう一度行いますが、観客はジョーカーを当てることはできません。
ケースカード(厚川昌男/Larry Becker)
あらかじめ、カードケースの中に折りたたんだメモ用紙を入れます。観客がデックをシャッフルし、観客が3つの山に分け、観客がそのうちの1つを選びます。その山のトップカードが、ケースの中のメモに書かれた予言と完全に一致しています!

特集:ワークショップ

赤い探偵(mML第107号より)

特集:実践派のためのクイックマジック

ジャンピング・ラバーバンド

この号で収録されている技法・用語

Mac McDonald、Dai Vernon、Alexander de Cova、厚川昌男、Larry Becker


トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-06-17 (土) 23:23:00 (369d)