mML第134号 †【修得の難易度】★☆〜★★★世界が賛嘆した高木重朗氏の代表作「Do As I Do ロープルーティーン」を学ぶ! †今月号では、「世界が賛嘆した高木重朗氏の代表作『Do As I Do ロープルーティーン』を学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 高木重朗氏の「Do As I Do ロープルーティーン」は、数あるロープマジックの中でも最高位にランクされる手順の1つでしょう。根底のテーマは「ロープ切り」(復活するロープ)ですが、コメディの要素も取り込んだ「観客参加型」のマジックは、抜群に観客ウケするシアトリカルなパフォーマンス・ピースとして、多くのマジシャンに愛用されています。2本のロープを観客が何度切り揃えても長さが一向に揃わないという「つかみ」の面白さから始まり、中段の「動く結び目」の不思議さ、そして最後には「観客の手の中で現象が起こる」という、あのスポンジボールにも匹敵するインパクトを持った圧巻のクライマックスへと続きます。かの有名なデビッド・カッパーフィールドもTVショーで演じたプロットを、ぜひ皆様も演じてください。 カードマジックでは、2組のデックを使って、続けて演じることもできる3手順を収録しております。中でも、一致現象が積み重なって12万5千分の1という驚異的な確率の奇跡が起こる「クォドラプル・コインシデンス」は、古典的なプロットながら演じやすいハンドリングがなかなかなかったためにあまり演じられていない幻の作品です。ゆうきともならではの実践的なハンドリングは、専門家の方ですら、このマジックを見直す契機となるものと思います。そのほか、大胆な手法が楽しい「ボールド・ディビネイション」、とぼけた演出で意外な変化と移動を見せる「チェンジアップ・トランジション」をご紹介しております。いずれもさほど難しくなく、効果の高い作品ばかりです。 「実践派のためのクイックマジック」では、「ハンカチとカード」と題して、ハンカチーフ・フォースに関するちょっと虚を突くような着眼を紹介しております。恒例「ワークショップ」のコーナーも実践アドバイス満載です。 特集:2組のデックが大活躍! †
特集:観客がマジシャンになる瞬間! †
特集:ワークショップ †
特集:実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †George Starke、高木重朗 |