mML第131号 †【修得の難易度】★☆クライマックスのある「ユニバーサルカード」と一味違う「インビジブルデック」の使い方を学ぶ! †今月号では、「クライマックスのある『ユニバーサルカード』と、一味違う『インビジブルデック』の使い方を学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 古典名作トリックデックである「インビジブルデック」(ウルトラメンタルデック)は、以前にVol . 48でも使用していますが、今回はより正統的な使い方の発展形として、ダイレクトな予言現象に用いる方法をご紹介いたします。通常ですと観客のカードを聞いた後でカードケースからデックを取り出すという手続きを踏みますが、「ロジカリー・インビジブルデック」では、あらかじめケースから出したデックをテーブルに置いておくことができます。 このアイデアは氣賀康夫氏によるもので、インビジブルデックの自由度を高め、オープンなスタイルで行えるようにする画期的なものです。また、デック自体のセット方法も、シンプルで間違いづらい方法を紹介しています。 「ユニバーサルカード」のプロットは、Vol . 52で「マスク」という作品を取り上げていますが、今回の「バニシング・ユニバーサル」は、最後にユニバーサルカード自体の移動現象を組み込んだ作品となっています。裏の色の違うカードを使うことで、基本の現象自体もさらに分かりやすく、面白く表現されています。 「バースデーカード」は、演出の力で場を盛り上げる作品。軽いマジックではありますが、パフォーマンスとしての「マジックの力」を如実に感じさせるものとなっています。観客がたまたま誕生日だった、というシチュエーションで、覚えておくと助かる作品でもあります。 「選ばれた品物」は、カード以外のアイテムを使った即興的かつ数理的なマジックです。2段目ではマジシャンも引っかかる巧妙さを秘めています。 恒例、「実践派のためのクイックマジック」「ワークショップ」のコーナーもございます。 特集:より完璧な使い方を目指して! †
特集:振り向きざまにズバリと当てる! †
特集:ワークショップ †
特集:実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †氣賀康夫、Bruce Cervon |