mML第121号 †【修得の難易度】★☆〜★★☆カードの色を自在にコントロールしてみせる「ブラフ・コール・トゥ・カラーズ」を学ぶ! †今月号では、「カードの色を自在にコントロールしてみせる『ブラフ・コール・トゥ・カラーズ』を学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 ひとつ目の特集は、トランプの赤と黒という色に注目したものです。「ブラフ・コール・トゥ・カラーズ」は、赤黒交互に配列したデックから、赤黒交互、赤赤黒黒という2枚ずつのペア、3枚ずつ、4枚ずつ…と自由自在に配ってみせます。デック全体を配りきるトリネタ級の作品です。また、「ジ・アンシャフル」は奇才ポール・ハリスならではといったコンセプトの下で行われる奇妙な色分離・混合の現象です。どちらも手法的に参考になる部分が多いかと思います。 また、残り2作品も個性的な作品です。「オープン・レベレーション」は、両手に持ったファンをテーブル上でかざすとエースが現れるオープナー的作品です。2面のファンを取り扱うさまは、「和」のテイストを思わせる様式美があります。「ホフツイスター」はタイトル通り、いわゆる「ホフジンザープロブレム」と「ツイスト」現象を組み合わせた作品です。ツイスト現象で一定の流れを作ったのち、最後に思いがけないクライマックスという、きれいな構成をお楽しみください。 さらに、今回から「ワークショップ」という形で、monthly Magic Lessonをご購読いただいている会員様に、収録作品の中からひとつを実際に演じてもらい、ゆうきとも氏直々に指導していただくというコーナーが始まります。細かな挙動、セリフ回し、タイミングなどなど、ご覧になられる方にも参考になるようなポイントばかりです。ぜひこれを機会に、みなさまご自身のパフォーマンスについても見直すきっかけにしていただければと思います。 また、「実践派のためのクイックマジック」というコーナーでは、割と知られている作品ではありながらも、「やさしいマジック」として見過ごされがちなトリックを取り上げております。その優秀さを見直してもらうとともに、ぜひ実際に演じてみてその効果の高さを実感してください。 特集:これであなたも色使いの魔術師!? †
特集:様式美あふれる華麗な取り出し! †
特集:ワークショップ †
特集:実践派のためのクイックマジック †
この号で収録されている技法・用語 †Bill Simon、Edward Marlo、Paul Harris、Paul Harris、Alex Elmsley、[ダウンジョグ・リプレイスメント]] |