mML第110号 †【修得の難易度】★☆インパクトの強いカード当て「カードスタブ」を研究し現象面から見た手順のまとめ方を分析する! 今月号では、「インパクトの強いカード当て『カードスタブ』を研究し、現象面から見た手順のまとめ方を分析する!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。 「ワンス・イン・ア・ナイフタイム」は、紙ナプキンで包んだデックに観客がテーブルナイフを突き刺すという操作が特徴的で、特に体験した観客には忘れられない印象を残すものです。ショーにふさわしい、格調高く本格的なクロースアップマジックです。一方「スポッティング・ザ・スポット」は、同じカードスタブ系とは言え、予想外の展開で驚きと笑いを生む作品となっています。演じる状況によって使い分けても良いですし、また両者を続けて演じても相乗効果をもたらします。 また、貫通現象をテーマにした2つの作品も取り上げております。「アナザー・リボン・ペネトレーション」は、絶対不可能な設定に挑戦するパズリックな傑作で、眼の肥えた観客でもとことん不思議がらせる力を持っています。「アルティメット・ペネトレーション」は、透明な素材の特性を活かしてクリアーな効果を作り出したコインマジックです。目の前で貫通する過程が見える点はまさにビジュアルです。強烈な錯覚をご堪能ください。 トークレクチャーのコーナーでは、前回に引き続きショーの手順構成について語っていきます。今回は「現象面」での手順のまとめ方を、大きく2つに分類し、例とともに詳しくご説明いたします。 特集:テーブルナイフでカードスタブ! †
特集:盲点を突いた鮮烈な貫通現象! †
特集:トークレクチャー †
この号で収録されている技法・用語 †Frank Garcia、Leslie May、Jean-Jaques Sanvert、Dr. A. H. C. Van Senus、Alexander de Cova 南部信昭 |