mML第90号

【修得の難易度】★☆〜★★テンカード・ポーカーディールの決定版と、疑惑を抱かせないギミックの扱いを考える!

 今月号では、「テンカード・ポーカーディールの決定版と、疑惑を抱かせないギミックの扱いを考える!」と題しまして、計3手順とトークレクチャーを収録しております。

 「テンカード・ポーカーディール」は、たった10枚を使って観客とポーカーの勝負を行いますが、どうやってもマジシャンが勝ってしまうというギャンブリングデモンストレーションです。あらゆる段階で、観客の自由意思によってカードを決めていくのですが、それでもマジシャンが勝ってしまうという一連のやり取りで、一級のエンターテイメントになっています。

 「ショート・アセンション」は、最後にアッと驚くクライマックスが待ち構えているので、単独で行うにしても十分なインパクトがあります。

 3枚のコインで行う「トライ・バニッシュ」は消失も再出現も、非常にスピーディーでテンポの良い手順です。さらに、3枚のコインさえあればできるという手軽さも利点です。

特集:フェアすぎるポーカー・デモンストレーション!

テンカード・ポーカーディール(ゆうきとも
マジシャンは、今の時間が自分にとっての「ラッキータイム」であると説明し、運が良いことを証明するために、10枚のカードだけを使って、観客とポーカーのゲームを行います。 観客にかなりの自由度を与えるのですが、3回全てでマジシャンは必ず勝ってしまうのです!
ショート・アセンション(Phil Goldstein/ゆうきとも
赤い数札に入れた3枚のジョーカーが1枚ずつ赤い数札に変化していきます。 さらに、テーブル上に置いた4枚におまじないをかけてからめくると、全てエースになっているのです!

特集:これぞクイック&カジュアル!

トライ・バニッシュ
(Al Schneider)3枚のコインが、1枚ずつ手に握るだけで、立て続けに消失してしまいます! 消えたコインは、マジシャンの左ひじ、右ひじ、そして空中と、さまざまな場所から次々に現れるのです!

特集:トークレクチャー

「ギミックの扱い」について
「シェルコインズアクロス」や「You Can't Do As I Do」などの手順を取り上げながら、観客に手渡せない「仕掛けのある用具」に関して察し、疑われない取り扱い方や注意点を掘り下げていきます。

付録:ボーナス映像(パフォーマンスのみ)

怠け者のスリーコイントリック(ゆうきとも
全3段からなる交換現象です。 3種類のコインが何度も入れ替わり、最後には一方の手にすべてのコインが移ります!弊社刊行「奇術探究」第4号に所収の作品をライブ演技で紹介しています。

この号で収録されている技法・用語

テンカード・ポーカーディール、ギミック

Phil Goldstein、Al Schneider、ゆうきとも


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