mML第8号 †
敬遠しがちなカードのパームを修得する! †
【修得の難易度】★★★ カードのパームを修得したい人に、是非お勧め!
Vol.8では、案外敬遠しがちな技法の一つ『パーム』を取り上げています。カードのパームというと、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか。「難しい」「自分には出来ない」「ばれそう」「手が小さいからできない」・・・ネガティブなイメージの方が多いかもしれません。
しかし、パームは一旦覚えてしまえば、大変強力な武器になることは間違いないのです。例えば、デックの中にあったお客様のカードがポケットや財布の中に移動したり、デックの間を瞬間移動したり・・・どれも、これも、あり得ない現象を起こせるのは、この『パーム』のお陰なのです。
コインでは、皆さん当たり前のように『パーム』を練習されますが、ことカードということになると、敬遠しがちな方も多いはず。でも、ゆうきとも師のように手の小さな方でも、まったく問題なく演じることが出来るのです。
是非、この機会に『パーム』にチャレンジしてみて下さい!!
【Live映像はこちら】:http://www.youtube.com/watch?v=HgTgGa3up28、http://www.youtube.com/watch?v=ncwN_FWtx60
※Youtubeのサイトへ飛びます。
【カードマジック】 〜パームを極める!〜 †
- ポケットの中のカード〜C. O. Williams
- 観客に1〜10の間で、好きな数字を思ってもらい、その枚数目のカードを覚えてもらいます。マジシャンは、デックの中から1枚カードを抜き出して、ポケットに入れておくのですが、そのカードは、何と観客が覚えたカードなのです!!
- ホーミング・カード〜Francis Carlyle
- 観客に好きなカードにサインをしてもらい、デックの中に混ぜてしまいます。しかし、マジシャンがデックを弾くと、観客のカードはいつの間にか、マジシャンのポケットの中に飛び込んでいるのです。そして、驚いている観客をよそに、マジシャンはもう一度同じ事をしてみせるのです!
- カード・アクロス〜Paul Harris
- 観客は10枚のカードをしっかりと握りしめていますが、いつの間にか、カードは3枚増え、マジシャンの手元のカードが、観客の持っていたカードに飛び移っています。もう一度観客はカードを握りしめますが、今度も3枚のカードが飛び移ってくるのです。
【コインマジック】 〜コインマジックへの造詣を深める!!〜 †
- チャイニーズ・クラシック
- テーブルに並べた6枚のコインを、マジシャンは左右両手で1枚ずつ握っていきます。全てのコインを握った後、左手に握ったコインのうちの1枚で×印を描くおまじないをかけると、6枚のコインはすべて右手に移動しています。
この号で収録されている技法・用語 †
トップパーム、テント・バニッシュ