*mML第73号 [#m6469fa4]

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【修得の難易度】★〜★★サインカードのカードアクロスとパテオ・フォースを使った即興マジックを学ぶ!   

 今月号では、「サインカードのカードアクロスとパテオ・フォースを使った即興マジックを学ぶ!」と題しまして、計5手順をご紹介いたします。

 カードマジックでは、古典的な名プロットである「カードアクロス」をテーマに、2つの異なるアプローチをご紹介しております。それぞれに利点がありますので、シチュエーションに合わせ て、演じ分けていただければと思います。

 また、もう1つのテーマとして、日用品で演じられる即興マジックをご紹介しております。どれもカジュアルに演じられるものばかりですが、その効果は抜群です。またその中で、「パテオ・ フォース」という応用性の広い巧妙な手法も解説しております。

***特集:サインカードのフェアなカードアクロス! [#mc9a9feb]

:[[リックト・アット・ラスト]]([[Derek Dingle]])|10枚の中から、観客2人にそれぞれカードを選んでサインしてもらい、この10枚を封筒に入れて観客に預けます。
これとは無関係の10枚を数えて別の封筒に入れ、もう1人の観客に渡します。
おまじないをかけてから確認すると、観客のカードが入っているはずの封筒には8枚しか入っていません。
もう一方の封筒を開けてみると、なんと観客2人のサインカードが飛び込んで、12枚に増えているのです!

:[[イージー・カードアクロス]]([[ゆうきとも]])|デックを2つに分けたら、観客が数えて確かめた10枚ずつを表向きにして、それぞれの中央に挟み込みます。
おまじないをかけると、観客が自由に選んだ枚数だけ、一方の山から他方の山へと飛行してしまいます!

***特集:即席感のある道具で最大の効果を狙う! [#u5bdc893]

:[[スピーク・オブ・ザ・デビル]]([[Karl Fulves]])|マジシャンは夢の中で見た「悪魔の取引」を再現するため、A〜10を抜き出します。
そして、2よりも大きい数字のカードを残そうと、観客とともに1枚ずつカードを取り除いていきますが、最終的に残ったカードは、絶対に選んではいけないAのカードなのです!

:[[お菓子な予言]]([[ゆうきとも]])|カラフルな色付きのチョコレートを全種類1粒ずつ取り出し、マジシャンと観客が1粒ずつ食べていきます。
すると、なんと最後まで残ったチョコレートの色が見事に予言されているのです!

:[[薔薇の名前]]([[ゆうきとも]])|マジシャンは、観客に花の種類をいくつか言ってもらい、消去法で1つに絞ります。
その名前が書かれた紙を燃やした灰で腕をこすると、なんとその文字が浮かび上がってくるのです!

:[[白黒つけましょう]]([[ゆうきとも]])|観客に5枚のオセロのチップを白黒ばらばらに混ぜてもらった後、1つを手で隠してもらいます。
ずっと後ろを向いていたマジシャンは、振り向くとすぐに、手で隠されたチップの色を見事に言い当ててしまいます!

**この号で収録されている技法・用語 [#h7bbf757]
[[パテオ・フォース]]

[[Derek Dingle]]、[[Karl Fulves]]


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