*mML第62号 [#d20ae9da]

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【修得の難易度】★☆〜★★錯覚をフル活用したトライアンフとサイコロで幻惑するカードマジックを学ぶ!

今月号では、「錯覚をフル活用した[[トライアンフ]]とサイコロで幻惑するカードマジックを学ぶ!」と題しまして、計6手順をご紹介いたします。

 「[[トータル・トライアンフ]]」、「[[アボットのカード当て]]」ではあまり見ない技法やサトルティがその現象に説得力を持たせています。「[[アップ&ダウン ショートバージョン]]」は、前号で解説された「[[アップ&ダウン]]」のバリエーションです。ゆうきともによりアレンジされた工夫点や現象の違いなどを比較してみるのも面白いかと思います。
 また、「[[パックス・ア・ワロップ]]」や「[[ビッグ・チェンジ]]」は一風変わった現象のため、起こった現象をきちんと伝える表現力・演出力が試されます。お客様にきちんと現象を伝える力を身に付けたい方にはぴったりの作品でしょう。

***特集:カオスに混ぜても当たるカード! [#ocdbc5a2]

:[[トータル・トライアンフ]]([[高木重朗]])|観客に選んでもらったカードをデックの中に戻し、よく混ぜた後、さらに表裏ばらばらに混ぜてしまいます。
この状態から、おまじないをかけると、なんと観客のカード以外の向きが全て揃ってしまいます!

:[[アボットのカード当て]]([[Percy Abbott]])|観客はデックから適当な枚数を取り上げて数え、その中から1枚のカードを覚えます。
これをデックに戻した後、マジシャンはカードをテーブル上に並べます。
そして、少しずつカードを減らしていきながら、観客が数え取った枚数と、覚えたカードを見事に当ててみせるのです!

:[[アップ&ダウン ショートバージョン]]([[Dai Vernon]]/[[ゆうきとも]])|12枚のカードから、観客2人にそれぞれカードを1枚ずつ覚えてもらいます。
マジシャンが1枚ずつ見せていき、何かを感じ取ったようにストップしたところのカードが1人目の観客のカードです!
さらに、2人目の観客のカードは、観客が決めた数字の枚数目から現れます!

***特集:サイコロとカードは相性抜群! [#he0408c3]

:[[パックス・ア・ワロップ]]([[Doug Edwards]])|観客にカードを1枚引いて覚えてもらい、デックの中に戻します。
マジシャンは別のカードをカードケースの中に入れ、残りのデックの間にケースごと挟みます。
ケースを弾くと、中のカードが外に出てきます。ケースの中を見てみると、なんと観客のカードが入っているのです!

:[[ビッグ・チェンジ]]([[Bill Simon]])|マジシャンはサイコロ3つとA、2、3のカード3枚を並べます。
サイコロの目を変えると、その目に従ってAと3のカードが入れ替わったり、全てのカードが3になったりと、カードの表の数字が次々と変わっていきます!

:[[サイコロの目の透視術]]|マジシャンは、隠されたサイコロの目を見事に当ててみせます!

**この号で収録されている技法・用語 [#t424ce31]
[[高木・オプティカル・ムーブ]]([[高木重朗]])

[[フォールス・ターンオーバー]]([[Will Goldston]]/[[Francis Carlyle]])

[[高木重雄]]、[[Percy Abbott]]、[[Dai Vernon]]、[[Bill Simon]]、[[Doug Edwards]]


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