mML第60号

【修得の難易度】★☆〜★★mML創刊5周年特別企画、鈴木 徹氏を迎えて!

今月号では、monthly Magic Lesson 創刊5周年を記念しまして、世界に知られる有名マジックメーカー「テンヨー」開発部の一員として、数々の名作を生み出してきたクリエーター、鈴木徹氏を特別ゲストにお迎えしました。

 ライブ映像では、鈴木氏にオリジナル・カードマジックを数多く演じていただいております。 鈴木氏の作品を書籍や雑誌でご存じの方も、ご本人による演技で、その作品の真価を十分にお楽しみいただけると思います。 また、レクチャーでは、説得力のある新原理の即席ペン・スルー・ビルや、不可能としか思えない透視術を惜しげもなく公開していただきました。

特集:自在に変化の「マジックカード」!!

新・マジックカード(Brother John Hamman/ゆうきとも)
マジシャンは、3枚の赤裏のカードが「マジックカード」であると説明し、これを観客が選んだ青裏のカードに重ねます。 すると、なんと全てのマジックカードの表が、観客のカードに変化してしまいます! マジックカード3枚を、別の選ばれたカードにも重ねますが、やはり全てがそのカードに変化してしまいます! さらに、マジックカードの影響で、観客のカードも赤裏に変わってしまうのです!
カード・イン・ハンド(Theodore Annemann)
観客が選んで覚えたカードをデックに戻します。 別のカードをデックの中央に差し込んで、その上下のカードを確認しますが、残念ながら、観客のカードではありません。 しかし、差し込んだカードを見てみると、なんとそれが観客のカードになっているのです!

特集:鈴木徹氏の独創的な作品を味わう!

さいきっくぺんしる(鈴木徹)
マジシャンは、お札と紙片を折って、中央に鉛筆を突き刺します。 お札と紙片を開いた状態で鉛筆を前後に動かして、確かに通っていることを示します。 鉛筆を引き抜いて、穴のあいた紙片を取り除き、千円札を広げてみますが、なんとお札には全く穴があいていないのです!
石の力
マジシャンは、観客の1人に好きな図形を付箋紙に描いてもらい、4枚の透けないボードのうち1枚に貼り付けてもらいます。 残りの板にも白紙の付箋紙を貼り付けてもらった後、ボードを伏せてテーブルに並べます。 この状態で、マジシャンは水晶の力を借りて、図形の描かれた付箋紙の位置を見事に当てます。 さらに、手を触れない状態で、その図形を見事に読み取ってみせるのです!

この号で収録されている技法・用語

デュプリカウント、プッシュイン・チェンジ

Brother John Hammann Theodore Annemann


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