mML第84号 †
【修得の難易度】★〜★★mML創刊7周年特別企画 ボナ植木氏を迎えて! †
今月号では、monthly Magic Lesson創刊7周年を記念しまして、ボナ植木氏をお迎えいたしました。
ボナ植木氏はみなさまご存じの通り、「ナポレオンズ」として長年にわたってテレビをはじめとする様々な場所で活躍され、日本のマジック界を牽引されています。
そんなボナ植木氏には、今回「プロフェッショナルとは?」というところをメインとして、4手順紹介していただきました。どれもセリフ・準備・道具・見せ方などで、さりげないところにプロタッチが感じられる優れた手順ばかりです。
また、ゆうきとも氏との対談(協力:藤原邦恭氏、堀内大助氏)では、知られざる若手時代のエピソードからFISM裏話、そしてあの「あったまグルグル」の誕生秘話、さらには高尚なマジック論に至るまで、たっぷりとお伺いしております!
特集:【ゆうきとも】古典の傑作が甦る! †
- うしろ手のカード(ゆうきとも)
- マジシャンは、観客が自由に選び出した3枚を後ろ手に回し、挟まれて見ることのできない中央のカードを見事に言い当ててみせます!
特集:【ボナ植木】これが、プロタッチだ! †
- ウェイト・ゲス 〜ボナ植木バージョン〜(Nick Trost/Mike Rogers/ボナ植木)
- マジシャンは重さでカードの枚数が分かると言い、観客に適当な枚数を持ち上げてもらいます。
そして、重さだけを頼りにそれを同じ枚数の山を作ってみせるのです!
さらに続いて、カードを1枚ずつ持って、観客の汗の重さだけで選ばれたカードを見事に探し出してみせるのです!
- ジョーカーとのトランスポジション(ボナ植木)
- 観客が自由に選んだカードをデックの中央に入れますが、なぜか一番上に上がってきます!
もう一度繰り返しますが、やはり一番上に来ます。
このカードにサインしてもらい、いったん胸ポケットに入れます。
しかし、おまじないをかけると、手の中のジョーカーと入れ替わってしまいます!
- ESPカードの一致(ボナ植木)
- 観客が自由に選んだカードをデックの中央に入れますが、なぜか一番マジシャンと観客が、5種類のESPカードを1セットずつ持ち、後ろ手で適当に1枚ずつ出してペアを作っていきます。
確認してみると、なんと全てが同じシンボル同士のペアになっているのです!
- 国旗の予言(ボナ植木)
- 様々な国名が描かれたコースターの中から観客に1枚自由に引いてもらいます。
あらかじめ置いてある予言の封筒を開けて、マジシャンはせっせと万国旗を出していき、選ばれた国の国旗を探します。
観客が冗談だと思っているところに、「本物の予言」と書かれた封筒が現れます。 それを引き出すと、なんと実際に選ばれた国の大きな国旗が現れます!
- エスパー熊五郎(ボナ植木)
- (映像でのパフォーマンスのみ)
特別対談:ゆうきとも×ボナ植木(協力:藤原邦恭氏、堀内大助氏) †
この号で収録されている技法・用語 †
プット&テイク(Mark Mason)、ハンカチーフ・フォースでのアディション
Nick Trost、Mike Rogers
ボナ植木