mML第8号

負担の少ないヴィジュアルマジックとハンピンチェン・ムーブ

【修得の難易度】★★ 実践に役立つ負担の少ないマジックを覚えたいなら、この一巻!!

Vol.10に引き続き、Vol.11でもビジュアルなエースのマジックを取り上げていますが、この号の最大の特徴は、負担の少ない『スリップカット』という技法を中心に活用し、実践場面で役に立つマジックをご紹介しているという点です。

実際にお客様の前で演じる場面に出くわすと、緊張で思うように手が動かなかったり、カードのカウントを失敗したりと、皆様も苦い経験をお持ちなのではないでしょうか。

何を隠そう、この私も、数少ない経験の中でもいろいろな失敗をしてきました。覚えたばかりの技法を使って演じようとして見えてはいけないカードが見えてしまったり、お客様に演技の意味が伝わらなかったり・・・マジックを演じる難しさを痛感したこと数知れずです。

で、今月号は何かというと、そんな実践の場面でも、非常に負担の少ないマジックを取り上げ、しかもビジュアルにインパクトのあるマジックをご紹介しています。

私自身も、現在練習中のマジックばかりですが、是非皆様にもご覧になって頂きたいマジックが満載です!ちなみに、アンビシャス・カード等にも用いられる『ティルト』に関しても、今月号で解説を行っております!!

また、コインマジックの『ハンピンチェンムーブ』は、言わずとしれた著名な技法。私には少々難しく感じられますが、是非とも修得して頂ければと思います!!

【Live映像はこちら】:http://www.youtube.com/watch?v=B_WoxnB9mkw ※Youtubeのサイトへ飛びます

【カードマジック】 〜スリップ・カットを極める!〜

ファスト・フォアエース
マジシャンは、良く混ざったデックを4つの山に何気なくカットします。すると、ただカットしただけの山のトップから、なんと4枚のエースが鮮やかに現れてしまうのです。
エレベーター・エーセス 1
デックの中に入り込んでしまった3枚のエースが、スペードのエースにつられてデックのトップに浮かび上がってきます。
エレベーター・エーセス 2
4つの山にエースをそれぞれ1枚ずつ乗せてゆきます。そして、4つの山を順に重ね、おまじないをかけると、デックの中にバラバラに埋もれたはずのエース4枚がトップに浮かび上がってしまうのです。
カッティング・ジ・エーセス
エースをランダムに混ぜたデックをカットすると、立て続けに3枚のエースが出現。4回目にカットすると・・・そこには関係の無いカードが現れます。しかし、そのカードの数字は最後のエースのありかを指し示しているのです。

【コインマジック】 〜ハンピンチェン・ムーブを極める!〜

ハンピンチェン・ムーブを使ったコインズ・アクロス
マジシャンが両手に持ったコインをしっかりと改めているにもかかわらず、いつのまにかすべてのコインが右手に移動してしまいます。
コイン・スルー・ザ・テーブル
4枚のコインが1枚ずつテーブルを通り抜けてしまいます。

この号で収録されている技法・用語

ハンピンチェン・ムーブ、ファスト・フォアエース、エレベーター・エーセス、カッティング・ジ・エーセス、コイン・スルー・ザ・テーブル


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