[ 商品コード ] KIRA002
【著名３氏激賞！】SYSTEM　(システム）～紀良京佑氏が初公開する究極の秘密「キラシステム」！～

商品価格は、2,778円です！

紀良京佑氏の隠し玉！？ 20年の歳月を経て、ついに公開です！

理想のシステム誕生！サイステビンスの時代は終わりを告げる！

二川滋夫、ふじいあきら、ゆうきとも（敬称略）…正味38ページの、いわゆる「レクチャーノート」で、
巻頭に、この３人が揃って、5ページに渡り推薦文を書いている点が、まず凄い。
第一に、そう思いました。
それだけの価値のある内容が、公開されています。

「SYSTEM　(システム）」。
紀良京佑氏による新しいレクチャーノート（2015年8月発行）です。
新しい、と言っても、内容は氏が20年来使用してきているオリジナルの「カードシステム」がテーマ。
これは、これまでごく一部のマジシャンのみがその存在を知り、ある種の伝説となっている
「キラシステム」を、正式に、そして詳細に公開する書なのです。

このシステムは、1つには、単純に「サイステビンス」等と同様にカード当てなどに活用できる、
基本的なシステムとしての側面を持っています。（詳しくは後述）
と同時に、解説されているフルルーティーンを演じると、エンディングで圧巻のクライマックスを
生み出せるように仕組まれています。

二川滋夫氏は、「タマリッツ・システム（注：ネモニカ・システムのこと）に並ぶ発見（発明？）」だ、
と述べています。

紀良氏は、今から20年ほど前にこれを生み出し、手順として、コンテストなどで演じていました。
当時、目撃した人の間では話題をさらいましたが、その後、長い間、秘密となり、守られてきました。
最近の方は、全く目にしたことのない手順のはずです。
もっとも、秘匿し続けようという意図はさほどなかったようで、過去に発表を企図したことも数度、
特に2008～2009年頃にはほぼ公開直前までいっていながら、何らかの理由で延期されてしまったとか。
（３氏の「推薦文」も、じつはその頃に書かれたものです）
ようやく、ようやくです。ようやく日の目を見た、幻の原稿でもあるのです。

このシステムは、極めて合理的に、頭脳的に組まれています。
レギュラーデック、52枚を使用したシステムです。

なお、基本となる「Ａパターン」以外に「Ｂパターン」「Ｃパターン」と３種類のアイデアを公開。
じっくり研究できるのでありがたいですが、ちょっと混乱するかもしれません。
基本的には「Ａパターン」を軸に解説している、と、念頭に置いてお読みください。

始まりも終わりも、例外も無い完全なループのシステムです。
特徴的な点は、サイステビンスにある、じっくり見ると分かる「規則性」が大幅に崩れていて、
ランダム性が高く、見た目の不自然さがないようになっていること。
それでいて、演者の脳内操作が複雑になっては使いづらいのですが、これは、全く面倒なく、
サイステビンスに「毛の生えた」程度の感覚ですので、誰でも楽に使いこなせること。

事実、このシステムをご本人が教えた人の中には、単純にサイステビンス代わりに
これを使うようになった人が多いそうです。
恐らく、サイステビンスを駆逐し淘汰するシステムになっていくかもしれません。

━…━…━…━…━…━…━…━…

そして、紀良氏自身が使っているフル手順を解説。
フォアエースの取り出し、カード当て、トライアンフなどを経て、最後にビッグ・クライマックスに
至る本格的なルーティーンです。
トライアンフなど、氏独自の考え方が盛り込まれたオリジナルハンドリングであり、
それぞれ単体で演じても十分効果があるアイデアが詰まっています。

最後のクライマックスは、壮大です。
ご本人のサイトでは伏せて書いていたので、ここでもはっきりとは言及を避けたいと思います。
ですが、この手の現象自体は、今となっては演じるマジシャンもまま見かけますが、
20年前は、そうでもなかったはず。
そして今でも、多くのアマチュアマジシャンの方にとっては、憧れの現象である場合が多いでしょう。
もちろん、単純に先駆者としての功績にとどまるものでなく、システム自体が巧妙なので
方法論として極めて優れています。

ちゃんと「あらため」ながらこの現象を達成する、「手の届く」無理のないやり方を提示してくれます。
演技がスムーズで自然なのも、ある意味では当たり前。
なにせ、このクライマックスを達成できるように、そこから逆算して組まれたシステムなのです。
考えた道筋なども、最後に語っていますよ。

━…━…━…━…━…━…━…━…

そして、テクニック派の方にも。

紀良氏が、それこそ日本を代表するクラスのテクニシャンであることは、前著（レクチャーノート）
「KIRA Ambitious」（キラ・アンビシャス）をお読みになった方などはお分かりのはず。

ご本人は、
「この手のマジックで、必要なのが、ピークの方法とフォールス・シャッフルです。
もちろん解説しています。」
と、さらっと言ってのけますが、ここで公開されているのが，氏自身が工夫された
オリジナリティの高い数種の技法。
細部のコツなどを含め、ご本人の手によるイラストもふんだんに交えて、
詳しく解説してくれます。

テクニック派の方、システムに興味がないからといって、見逃さないでください。