[ 商品コード ] DK003
フォーサイト
【伝承は続く！】伝承奇術vol.３～ＤＶＤプラス小冊子。シリーズ第3弾！～

商品価格は、2,037円です！

厳選された珠玉の４作品を、映像と文章の両面から紹介・解説！

庄司タカヒト氏に、今回ははやふみ氏も参加。実践的な作品集！

フォーサイトの「伝承奇術」シリーズ、待望の第３弾・最新作です。
前作「vol.２」が出たのが４年前。
庄司氏いわく、第１弾・第２弾と評判が良かったために、ハードルが上がった感じがして
３冊目がなかなか出来なかった、とのことです。

その庄司氏の「脳内ハードル」をクリアしての第３弾。
これは期待できますね！
今回は、はやふみ氏の協力も得て、氏の作品も含むラインナップとなっております。

元はといえば、庄司タカヒト氏による「講習用作品集」というコンセプトのシリーズ。
あまり聞き慣れないコンセプトかもしれませんが、要は単純に、庄司氏が講習会などで
実際に教える時に使っている「オリジナルのネタ」、とお考えいただければ良いでしょう。
ある意味、「現場」で「使っている」マジックを公開しているわけですね。

━…━…━…━…━…━…━…━…

実際にマジックを教える側に立って考えてみると、何を教えるか、は重大な問題です。
どう教えるか（指導法）や、マジックの「見せ方」（演技や演出）の中身も大事ですが、
一番は「何を」、すなわち「教える手品」の選定が重要でしょう。
特にマニア相手のレクチャーではなく、もうちょっと広い層を考えたならば、まずは
難しいものや複雑なものは排除しないと、教えても出来ないことになります。
また、そもそも「やってみたい！」と興味を引くものでないとなりませんし、
学んだ人が実際に演じたときに「ウケた！」と実感できるものでないとならない…
そう考えると、シンプルで、面白く、分かりやすく、簡単にできて効果が高いもの。

…確かに、どんどんハードルが上がっていきますね。
そんな理想的な手品、そうそうないでしょうよ、と愚痴りたくなるくらい。
講習という仕事に、また教える相手（生徒さん？）に真摯に向き合うほど、難しいのです、教えるのも。
でもこれ、冷静に考えると「講習向き手品」の条件って「良い手品」の条件と、だいぶ被るんです。
どうせ教えるなら「良い手品」を教えてあげたい、って、突き詰めると単純なことかも。

━…━…━…━…━…━…━…━…

その「良い手品」が、ここにあります。
庄司タカヒト氏と、今回ははやふみ氏も加わって、「講習に向いている作品」に作り込み、
実地の検証も経てブラッシュアップされた、珠玉の作品たち。

まずは皆さんも、その優れたマジックを学んでください。
庄司氏が教える講習会に実際に参加・受講するのと同じ体験が楽しめるわけです。
学ぶ・教わる立場で「なるほど！」と感心する作品ばかり。
すぐに実践で活用でき、確実にレパートリーとなる着実なマジック集です。

そして、皆さんが仮に誰かに教える立場になったとすると、これがそのまま役立ちます。
今度はあなたが教えて、その相手が「なるほど！」と感心する番。
こうしてマジックは伝承されていくのです。

━…━…━…━…━…━…━…━…

特徴としては：

１．DVDと冊子の２段構えの解説（映像と紙媒体、それぞれの良い点を活かせる）
２．サロン向けを意識した内容（ある程度の人数の前でショーとして見せるマジック）
３．シルク・ダイス・お札・カードと、４つのアイテムでバラエティに富んだ構成

…などが挙げられます。

DVDは、演技だけではなく解説もしています。
まずは映像で演技を見られるのが、本とは違う利点ですし（圧倒的な利点です）、
解説も、実際の動作を見れば一目瞭然。
これほど確かなものはありません（誤解の余地が少ない、という意味です）。

では、冊子は要らないのでは？と思う方もいらっしゃるでしょうが、これはこれで便利。
実際に練習する段になって、「あれ？どうだったかな？」とか、サッと手早く確認するには冊子の方が楽。
いちいち映像を見ながらよりも、冊子を手元に置いての練習のほうが、はかどります。
そのほか、冊子や書籍の方が、ゆっくりじっくり自分のペースで、また自分の頭でしっかりと考えながら学べるとか、
（逆に速読派の方は、アクセスも情報の把握も本の方が速く、また全体認識の総覧性にも優れている、など）
いろいろ利点はあるので、両面作戦で両者を生かすのが、本来一番学びやすいんです。
また「伝承奇術」の冊子には、開発の経緯や考え方、ポイントなどもコメントとして付記されています。
理解を深められる内容です。

■シルク・スルー・ボディー
横一直線に伸ばしたシルクが、身体の後ろから、ゆっくりとマジシャンのボディーにめり込み…
前に貫通して通り抜けます。
ロープを使った有名な「胴体貫通トリック」の素材をシルクに置き換えることで、
より簡単に、手軽に行えるようになりました。
なお、応用の「20世紀シルク」バージョンも、DVDに収録。
こちらはこちらで、また違った面白さがあります。

■ダイス透視
紙コップの下のダイスの目を透視するマジック。
トリック自体はシンプルですが、見せ方のアイデアが秀逸。
演技・演出（観客からの見た目）的に分かりやすく、また面白くなるだけでなく、
マジシャン側の「仕事」も大幅にやりやすくなる、という一石二鳥の名案です。

■サムズアッププラス
両手を使って、会場の客席の全員に、同じ動作を行ってもらいますが…
演者と同じ動きをしているはずが、なぜか同じことになリません。
あのカッパーフィールド氏も使っていた観客参加型の傑作ですが、今回は
大胆なアレンジを加えてオチにもう一現象を起こしています。
意外な展開は、知らなければマジシャンでも虚を突かれるでしょう。

■ずぼらカードアクロス
トランプがお客様の手からマジシャンの手に見えない飛行をし、
さらに今度は、お客様の手に見えない飛行をします。
２つのパケット間で枚数が増減する移動現象、「カードアクロス」ですが…
とにかく第１弾が「ずぼら」。
技法的な操作を極力排除して現象を行おうという、驚異的なアイデアです。
庄司氏一押し。