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【カードマン必見！】52 ピーシーズ・オブ・ペーパー（52 Pieces Of Paper by Idan Kaufman and Big Blind Media）〜芸術的なプロダクション、ルーティーン、ムーブをあなたに！〜

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アイコンのご説明

美的センスを放つマジシャン！

多種多様なプロダクション、ルーティーン、ムーブ！

イスラエルのカードマン Idan Kaufman 氏の作品集。
上記宣伝動画よりお分かりの通り、斬新なトリック、ムーブを展開。
収録内容は、プロダクション、ルーティーン、技法編の３部構成で、
計１５個のアイディアを学ぶことができます。
特にプロダクション編は豪華。
４枚のエースを出現させる際のディスプレイはどれもユニークで、
氏の美的センスが発揮されています。
ルーティーン編ではクラシックの氏のバリエーションを主に紹介。
どれも研究しつくされたプロットですが、氏の個性により変わり種となっています。
技法編は、カラーチェンジ、ワンカードプロダクション等、容易に
マスターできるものから、やや練習を必要とするものまで幅広く解説。
イスラエルの正統派カードマンのレクチャーをご堪能ください。

●ROUTINES

■Aces To Kings
１枚ミステリーカードとして、テーブルに裏向きで抜き出します。
マジシャンは軽快な動きで４枚のエースを鮮やかに出現させていきます。
３枚エースが出現したところで、最初に置いた裏向きのカードを表にすると
残念ながらそれはキングです…
ですが、演者の手元のエースは全てキングに変化しているのです。

マッチング・ザ・カードのバリエーション。
売りは、簡易的なミスディレクションを使用することで、
観客の目に映っていたカードが気が付くと変化するので意外性があります。

■Bazinga
観客にカードを選んでもらった後、
選んだカードの手掛かりとなる４枚のカードを抜き出し１枚ずつ示します。
１枚目は選ばれたカードの色を表し、２枚目はマーク、３枚目は偶数か奇数、４枚目は観客のカード。
ですが、４枚とも観客のカードでなのです。
次の瞬間その４枚はエースに変化、観客のカードは見えない胸ポケット？から現れます。

古典プロットのバリエーションではありますが、
スライハンドを用いて、最低限の動きで現象を達成しています。

■Transbox
エース４枚とキング４枚の入れ替わり。
４枚のエースをケースに差し込んでおきますが、
表が見えるようにケースから少し出しておきます。
この状態で箱を振るとビジュアルにキングに変化。
テーブルの４枚はエースとなっているのです。

アイディアが面白いです。思わず練習したくなるでしょう。
この技法だけ、一度マスターしてしまえば何かと使えそうです。

■Change Them All
観客に１枚選んでもらったらデックに戻して混ぜます。
裏向きの４枚のエースにおまじないをかけると、
１枚が表向きの観客のカードとなります。
残りのエースは観客のカードと同数字のカードに変化し
フォーオブアカインドとなります。

やや、ハンドリングが凝っていますので、自身で料理しても良いでしょう。
現象的に一般受けが良さそうです。

■Transpo
デックのトップと中央のアウトジョグされたカードが入れ替わります。
正直、これは演じるのが難しそうです。
ですが、動きはかなりユニーク。

●MOVES

■Sandwich Change
サンドイッチされているカードが変化します。
この現象自体は無数のハンドリングが発表されていますが、
これの特徴は無駄な動きがほぼないところ。
簡単にできて、サンドイッチカード好きは重宝しそうです。

■POPeye
ワンカードプロダクション。トップショットとは原理が全く違います。
飛ぶ速度はなかなかのものです。
複数枚を飛ばす方法や、手を返してテーブル上に飛ばしたり、
サンドイッチカードへの応用についても解説しています。

■2nd Card Top Palm
デックのトップから２枚目のカードをパームしてしまいます。
これだけ聞くかなり難しい技法に感じてしまいますが、
解説を見ると予想以上に現実的でした。普段パームを
使用している方はすぐにマスターできそうです。

■Circle Palm
デックの中央に突き出た状態で突如表向きのカードが出現します。
さらに、そのカードが別のカードへと変化。

■Headshot
デック中央から特定のカードが回転しながら飛び出します。

方法論的に無理はありません。４枚のエースオープナー等に
この手法を組み込みたくなるでしょう。

●PRODUCTIONS

■The Rubberband
デックに輪ゴムを巻き付けます。
瞬間的に手の甲にスペードエースが現れます。
そして、残り３枚のエースもビジュアルに出現。

出現した際のディスプレイがシンプル（四角形）で綺麗です。

■The Table
テーブル上で軽くデックを混ぜている流れで、
１枚のエースが現れます。たたみかけるように
残り３枚も出現。

何気ない４エース出現に観客は意表をつかれます。

■The Faro
デックを半分に分け噛み合わせませす。
次の瞬間４枚のエースが縦一直線に現れます。

解説を見ると合理的で、意外性のある出現です。
ボーナスとして、観客２人のカードをエースプロダクション後、
瞬時に捕まえるサンドイッチカードの手順も解説。

■The Riffle
リフルシャッフルをした際、さりげなく４のエースが出現します。

出現は、花が開いたようなディスプレイです。
氏の美的センスを感じられます。

■The Overhand
オーバーハンドシャッフルをしている途中、忽然と４エースが出現。

これもディスプレイが大変綺麗なのと、よりカジュアルに見えます。

●EXTRAS
■One Hand Top Palm
■Multiple Top Palm

ワンハンドトップパームと複数枚のパームについて詳細に解説。