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★収録内容

1.ROBIN HOOD（ロビン・フッド）
デックより、４枚のＡを取り出してみせます。
観客に間違いなく４枚しかないことを確かめてもらった後、空っぽのカードケースにしまいます。 このＡの間に、３人の観客のカードが飛行するのです！

ゆっくりとカードをケースにしまった段階で、すべてが終わっている、非常に巧妙な構成になっています。


2.CHAOS（カオス）
良く混ぜたデックから、２人の観客に１枚ずつカードを見て覚えてもらいます。
２人のカードの位置を入れ替えてもらい、「数理的な原理で当ててみせる」と宣言しますが、めちゃくちゃに混ぜてしまいます。 荒々しくテーブルに打ち付けて揃えた後、カードの表を見て、見事に２人のカードを抜き出します。 マジシャンは、最後までデックの表を見ることはありません。 めちゃくちゃに見せて実は、数理的な原理を利用している、大変賢いセルフワーキング・トリックです。

3.DEFECT（ディフェクト）
ボリュームたっぷりなライジング・カードの手順です。
３人の観客にカードを選んでもらい、よく混ぜます。
デックを振ると、中程から、１人目のカードがせり上がって現れます。
もう一度振ると、またカードがせり上がりますが、２人目のカードではありません。
しかし、このカードが突き出た状態で、デックを振ると、目の前で２人目のカードに変化します。
そして、３人目のカードですが…驚きのクライマックスが待ち受けているのです！

ケン・クレンツェルの方法で、複数枚のカードを出せるアイデアが加えてあります。
また、それにより、カードの変化現象も可能にしています。
２人目までなら、レギュラーデックで行えます。
オチに使うカードは、びりびりに破いたりして作っても良いでしょう。


4.TRIATHLON（トライアスロン）
不可能に挑戦したマジックを行おうと話を持ちかけます。
３人の観客にカードを選んでもらいます。
１人目は、適当に分けたところのカードを覚えるだけ。
２人目は、カードを自由に思うだけ。
３人目は、好きなところからカードを抜き出し、表を見ずにポケットにしまってもらいます。
この不可能な状態で、３人のカードをズバリ当てて見せるのです！

とにかく、マニアックなトリックですが、一般の方にも見せられるよう、演出に工夫が凝らしてあります。
３人のカードの当て方は、それぞれ違った原理を使用しています。


5.CUPIT（キューピット）
キューピットであるジョーカーの力を借りて、観客のカードのメイトを見つけ出します。
最後に、デックにおまじないをかけると、すべてメイトになってしまいます。

デックはリフルシャフルできますので、かなりクリーンに見せられます。
このトリックを演じるには、あまり市販されていないあるトリックデックを使用しますが、十分に自作は可能です。デック一組あれば制作できますので、是非、演じていただきたいと思います。