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  • 【説明できちゃう!】説明できるカードトリック(The Trick That CAN Be Explained! by Mark Elsdon)~マーク・エルスドンがバーノンに挑戦!?~
用具付属 英語解説書・和訳解説書 DM便OK mML定期購読会員価格 3,400円 です!
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ダイ・バーノンの歴史的名作に対するエルスドンのオマージュ!

不可能な「見た目」はほぼそのままに、全く異なる方法で解決!




何ができるの?

シンプルさが生み出す奇蹟!

観客がデックをシャッフルし、そしてカットします。
カットした場所のカードが、唯一無二の予言と一致します。

━…━…━…━…━…━…━…━…

シンプルで分かりやすい不思議現象。
観客は、この小さな奇蹟を目の当たりにして、驚くか、考え込むか、もしかしたら
本当の魔法の類だと思って恐怖すら覚えるかもしれません。

演技の前後にデックを表向きに広げてあらためますが、ごく普通のデックに見えます。
もちろん、同一カードが何枚もあるというようなことはありません。

たとえばミラージュデック(トラベリングデック)などでも同種の現象は起こせますが、
その場合は、表をあらためた時に明らかに枚数が少なかったりします。
本作の場合は、そういったこともなく、自然です。
薄いカードを使う?…カードを観客に扱わせていますし、カットした場所のカードは
観客自身にオープンしてもらいますので、このトリックも使えません。

デックに手がかりがないとすると、「予言」が怪しい、と思う方もいるかもしれません。
しかし、封筒から予言のカードを取り出して確認してもらうのも、観客が行うのです。
そこにトリックが介在する余地は一切なく、封筒にも、カードにも、怪しいところはありません。
ダブルフェイスカードやディバイディッドカードなどではもちろんありませんし、
二重封筒でもなく、予言のカードは1枚しかありません

実際、デックと色違いの予言のカードが封筒に入っているという表現を採っていますが、
予言はほかの形であってもかまいません。
たとえば原案者の示唆では、演技の冒頭でSNS媒体に情報(予言)を上げておきますと
宣言して操作をしておき、カードが選ばれてからその情報を観客に確認してもらう、といった
演技プランも紹介されています。


ここがポイント!

タイトルからも分かるように、本作は、
バーノンの「説明できないカードトリック」(The Trick That Cannot Be Explained)に対する
マーク・エルスドン氏の解法ということになると思いますが、アプローチが全く異なるので、
バリエーションというよりも、プロブレム的にインスパイアされて「自分だったらこうする」という
形を提案・提示したものといえるでしょう。

本家のバーノンのトリック自体が、そもそも「作品」と言えるのかからして微妙な、他に類を見ない
とんでもないシロモノであり、それは「作品名」にも如実に現れていますが、
今回は話が長くなるのでそこには深入りしません。
興味がある方は、たとえばジョビーの TTTCBE(The Trick That Cannot Be Explained) や、
ゆうきとも氏の ビフォーサービス などを、ぜひご研究ください。
「ビフォーサービス」は、「説明できないトリック」に対するゆうき氏のトリートメントというべき作品で、
このテーマを研究されたい方は必見の内容です。)
ルーク・ジャメイの ゲーム(GAME by Luke Jermay) もありますね。

ともあれ、バーノンの原案はある種「ふんわり」しており、相当の経験または反射神経による超人的な対応力か、
または、あらゆる経路を瞬時に想起把握できるほどの異常な頭脳といった特殊能力でもない限り、ちょっと手を出しづらい
部分がありますので、上記のようにさまざまなマジシャンが自分なりに噛み砕いて消化しようと試みているわけですが、
エルスドン氏もこれに魅せられたのでしょう…恐らく「現象」的にはバーノンの作品の「ベストパターン」をおおむね
再現できていると言っても過言ではないかと思われます。
しかも、ほぼ確実にこの現象が起こるわけですから、これは強いです。
「説明できる」と謳っているのも単にタイトル的なパロディ・もじりとしての意味だけではなく、より確実性の高い
堅牢な方法であり、不確実な部分はありませんよ、というアピールが入っているのでしょう。

トレードオフとしては、バーノンの方法はレギュラーデックを使い即興的に演じられる(はずの)ものですが、
エルスドンのバージョンではちょっとトリックのある用具を使用しています。
ですが、おそらく「エフェクト・イズ・エブリシング」と言ってしまった手前、バーノンは理論的に言って
氏のやり口をそしれないでしょう。
トリックのある用具と言っても、見た目はほぼレギュラーデックですし、タネを知らない観客には
レギュラーデックを使用しているように見えると思います。
観客がそう思い込んでいる限りにおいては、トリックの効果はバーノンの原案と変わりません。
引けを取らないどころか、むしろ、バッドパターンが排除されているので、よりクリーンで強力だと言えます。
また、やりようによっては他のカードマジックと連続的に手順化して演じることも十分可能です。


こんな方にオススメ!

バイシクルの赤裏レギュラーデック1組を別途各自ご用意ください。
それ以外に必要な小封筒や青裏の予言カード、ギミック等は商品に添付されています。
解説は4ページの英文小冊子と、それをほぼ完訳した日本語版の解説書となります。

シンプルでダイレクトな不可能設定のメンタルカードマジックをお探しの方に。
また、バーノンの「説明できないカードトリック」に興味はあるが、
難しくて手が出ない方、不確定要素をとにかく減らしたい方、そういった方も
まずはこちらを演じてみてはいかがでしょうか。

単純であるがゆえに分かりやすく観客の心に刺さるトリックです。


セット内容

・用具一式(封筒・予言のカード・ギミック)
・英文解説書(ブックレット形式)
・日本語版解説書

※バイシクルの赤裏レギュラーデックを別途ご用意ください。



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