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  • 【奇術城のブルース!】ウルトラ・サーボン(Ultra Cervon by Bruce Cervon)DVD2巻組~バーノンの愛弟子による伝説のレクチャーDVD!~
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バーノンの弟子、ブルース・サーボンのDVD!

珠玉の名盤がセール特価で手に入る大チャンスです!






ここがポイント!

今回、「ウルトラ・サーボン」が海外でセール販売されていたので仕入れましたが、
これは、私も遠い昔、ビデオテープの時代に繰り返し見た、思い入れのある映像で、
こんなバーゲンにするのはもったいない内容だと思っております。
1巻で5000円ほどの価格を付けているマジックショップもある中で、
(とはいえ、実際、本来はこれが正当な価格と思います)
2巻セットでこの価格は、恐ろしくお買い得です。

個人的な意見では、これまで見たマジックレクチャー映像の中で、本作は「ベスト」の1つです。
かれこれ30年ほど、この業界におりますので、そのスパンでのベストということです。
いまどきのマジックの感覚からすると古いと思われる部分ももちろんあるでしょうが、
よりクラシックに近い、伝統的な名手による由緒正しいマジックショーが楽しめます。
いわば、伝説の「マジックキャッスルの黄金時代」を感じさせる映像です。
ぜひ、じっくりとお楽しみください。

限定品です。少なくとも、このセール価格でお届けできる数には限りがありますので
品切れの節はご容赦ください。

ブルース・サーボン氏は、ラリー・ジェニングス氏と並び立つ、ダイ・バーノン氏
一番弟子にあたる人物です。
ジェニングスとサーボンは双極であり、ここにマイケル・スキナーを加えて3羽ガラスと
言われたこともありますが、とにかく伝説のバーノンにあこがれてキャッスルに集まってきた
最初の弟子筋にいる人物であることは間違いありません。
サーボン氏自身の作品集(書籍)も「サーボン・ファイル」「ウルトラ・サーボン」
「ハードボイルド・ミステリーズ」などはベストセラーとなっているほか、
バーノン関連では、書籍の「バーノン・クロニクルズ」シリーズにも深く関わっています。
まさに正統派のエース、王道中の王道といえるパフォーマーであり、クリエーターです。


どんな内容?

●【第1巻】

Warp II
ロイ・ウォルトンの名作「カード・ワープ」のサーボンによるハンドリングの1つ。
ボブ・マカリスターのアイデアに影響を受け、カバーカードの代わりに紙幣を使っています。
これにより、現象の前後に中の状態をほぼ完璧にあらためられるようになっています。
最終的に三分割のレイアウトになる、オフセンターテアのアイデアの嚆矢。
(ちなみに日本の紙幣そのままではサイズ的にやりづらいはずです。ドル系の紙幣を用意するか、
玩具の紙幣などを使うか、など、いろいろ工夫してみてください。)

Red Backed Aces
リン・シールズのアルティミット・エーセスプロット。
(エースだけ裏の色違いのカードを用いるアセンブリ)
レギュラーデックで演じられるようにしたバーノンの手順をさらに推し進め、
パケットをアディションして演じるスタイルの極めて実用的なハンドリングを構成。

A Matter of Psychology
パケット版アンビシャスカードの手順。

Hanky Panky
いわゆる「ハンキー・パンキー」(やさしいコインプロダクション)のパートも
含んでいますが、単にそれだけではありません。
燃やしたハンカチの復活から、液体入りのグラスの出現クライマックスまで、盛り沢山です。
なにしろ観客から借りたハンカチをいきなり燃やしてしまうという展開は、
衝撃以外の何者でもありません。

To Pay The Price
ポーカーをテーマにしたコメディにして超不思議な手順。
4人の観客にポーカーの手を配った後、マジシャンは、なぜかポケットから
パケットを取り出し、それが自分のポーカーハンドだと言います。
それではインチキだ、という批判に対し、マジシャンは、それぞれの観客と、
1枚ずつカードを交換していきます。
これでマジシャンの手札はほぼ完全に別物に入れ替わったはずですが
それでも(?)フォアエースが揃ってしまいます。
解説を聞いて、そのシンプルなメカニズムに驚きました。
実演では解説と異なり、フォアエースではなくロイヤルフラッシュを出現させていますが、
ちょっとした変更で可能ですのでぜひ解析してください。

Cervon Cards Across
サーボンのお気に入りのクローザー用手順。
ハンカチに包んだ10枚のパケットの中に、観客のサインカード2枚が飛び込みます。
ブラボー!

●【第2巻】

The Joker Trick & Four Dollar Confusion
「ジョーカートリック」は、観客が指定した数字の4枚をデックから抜き出したはずが、
4枚ともジョーカーに変わり、さらには4枚のエースに変化してしまいます。
「フォーダラーコンフュージョン」はコメディタッチのツイスト現象で、
エースのパケットの中で1枚のカードが裏向きになりますが、それが何であるかが
結局よく分からない、という話。
2つの手順は連続で演じられるように構成しています。

Floating Aces
4枚のエースを1枚ずつデックの中ほどに入れますが、一番上に上がってきます。
4枚全部が上がってきた後、最後に4枚まとめて中央に入れると、4枚とも一気に上がってきます。

Cervon's All Backs routine
サーボン流の信憑性の高いオールバックの手順。
オールバックならこれで決まり!

Silent Flight
クラシカルなリングフライトの手順。
観客から借りた指輪が消失し、マジシャンの後ろポケットにある
キーケースのキークリップに留まって現れます。
プロならではの繊細なこだわりのハンドリング。
(実演には古典的なギミックのリングフライト・ワレットが必要です)

Cervon Cut and Restored Rope Routine
サーボンのロープ切り(3段)の手順。
高木先生のDo As I Doロープルーティーンに通じる流れがあったりする
「観客参加型」のロープマジック。
ロープマジックが好きな方なら必見だと思います。

Repeat Aces to Pocket
4枚のエースが繰り返し演者のポケットに飛行し、さらには観客のポケットにまで
飛行します。
最後はカードにサインをさせますが、4枚は、財布の中の密封された封筒の中に
飛び込んでしまいます。


こんな方にオススメ!

ブルース・サーボン氏の作品は、弊社のmonthly Magic Lesson(講師:ゆうきとも)でも
幾度となく取り上げており、中にはこのDVDに収録された作品を元にしたものもあります。
monthly Magic Lesson DVD VoL44「オールバック」や、 monthly Magic Lesson DVD VoL65「アルティメット・エーセス」を、
お持ちの方はぜひご参照ください。

その意味では、氏の作品はプロフェッショナルに構成されたクオリティの高いものばかりですので、
ネタが取れるというプリミティブな意味で、十分に有用かつ参考になるDVDですが、
それ以上に、彼の「演技」に注目し、そのテクニックを、盗めるものなら
盗んでいただければと思います。

おそらく演技スタイルは師匠のバーノン譲りと言ってよいものと思われますが、
そのパフォーマーとしての力量は圧倒的です。

ここでまたちょっと個人的な体験で申し上げると、
実は氏の書いた古い本「サーボンファイル」などでは、言ってみれば「カードマジック事典」並みの
淡々とした作品解説となっており、演技的なアドバイスはほとんどなかったのです。
作品によっては、これをどう見せたら観客にウケるんだろう?と疑問を感じるようなものも
あったのですが、その後この「ウルトラサーボン」などで氏の演技映像を見たら分かりました。
「ああ、この人だったら、何をやってもウケるだろうな」ということが。

並のマジシャンが演じたら「小芝居」になりかねないような台詞でも、
氏が演じるとものすごくリアリティがあります。
演技自体はむしろ大仰な部分もあり自然派とも思えないのですが、その醸し出す信憑性とか現実感が
抜群なのです。
例えば「ハンキー・パンキー」では、「コインが熱を吸収するため、ハンカチは燃えない」などと
嘘の説明をしてハンカチを燃やしてしまいますが、これがまた普通なら、<失敗した「てい」で
燃やしてしまう> という台本臭さが透けて見えたりしかねないところ、サーボン氏が演じると、
本当に失敗したように見えます。
あるいは「オールバック」などでも顕著であり、本当に間違ってダブルバックカードのデックを
持ってきてしまったように観客は信じ込みます。
もちろん、オープニングに演じるべきという考え方や、ダブルバックカードを1枚混ぜておいて
リアルさをアピールするなど、表面的に解説されている要素の部分は分かりますが、それでも
実際に演技映像を見たときに感じる絶大な信憑性は、それだけによるものとは思えません。
その演技力・説得力の秘密は、私にもいまだきちんと解明できておりません。

また、氏の演技は「緩急の間」が絶妙です。
ゆっくり見せるべきところは、ゆっくりすぎるほどじっくりと見せ、
早く、流すべきところは相当にスピードアップします。

そのほか、観客との距離感やコミュニケーションの取り方なども参考になります。
とはいえ、おそらく「やりすぎて」しまったのか、キャッスルで観客と大喧嘩をしたという
逸話を聞いたこともあります。いわゆる「観客いじり」というか、ちょっと小馬鹿にするような
雰囲気は確かに多少あるスタイルですので(これは時代的なものもあるでしょうが、
師匠のバーノンにもある気がします)、そこはちょっとお気をつけください。
いずれにせよ、ぜひ一度じっくりとご覧いただき、演技者の方はとくと分析的に
ご研究いただきたいパフォーマンスです。

━…━…━…━…━…━…━…━…

ちなみに、収録作の「A Matter of Psychology」(パケット版アンビシャスカード)は、
プロット的にはジェニングスが演じている「アンビシャス・クラシック」と同等と言ってよいものですが、
サーボンのクレジットでは、レイ・グリズマーの作品をアレンジしたもの、としており、
それをキャッスルで演じていたらバーノンまでが真似して演じ始めた、とか、ディングルがテレビで
自分のバージョン(「Too Many Cards」のこと)を演じてた、などと滔々と語っていますが、ついぞ
ジェニングスの名前は出てきません。
サーボンとジェニングスの確執、といった話もいろいろありましたが、このDVDでは
この辺りに「サーボン側からの主張」が垣間見え、クレジットひとつ取っても興味深いものです。

いずれにせよ、バーノンが亡くなり、ジェニングスもサーボンもいなくなって久しい今こそ、
改めて見返したくなる貴重な映像の1つです。
時代の証言と言ったら言いすぎとは思いますが、20世紀の末期に収録された
最高峰のレクチャーをお楽しみください。


セット内容

・DVD2巻組(英語版)



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